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2017-03

新しい席で - 2017.03.24 Fri

一昨日の水曜日、職場では席替えをしました。
私はその日出勤ではなかったので、昨日それを知りました。
私とS先輩は非常勤で勤務時間があまり重ならないので席を共有していて、席替えの対象ではないのですが、それでも毎年のように席を移動します。
一番人気のない席に割り当てられるからです(笑)
一番人気のない席が、年によって異なるのも面白いです。
今までは床にでっぱりが合って椅子に座っていると必ず引っかかる席でした。
今度は、上司の隣です。
誰だって一番上の上司は煙たいですが、他にも理由があって、荷物が山積み、背中に窓があって暑い、などで人気がないんです。

昨日の昼休み、食事に行く前急いで引っ越ししたので、今朝からもう新しい席でした。
座ってみると、始業前ののんびりタイムを上司の横で過ごすのはやっぱり少し気詰まりでした。
先日の鎌倉の覚園寺が良かった話を仏像好きなSさんに話した時、横で聞いていたようなので、「行ったことありますか?」と聞いてみました。
すると、「ないです。歴史にもお寺にも興味ありませんから」と一蹴されました(笑)
はあ、そうですか、といった感じでSさんに向き直り、「足利尊氏の直筆があったんです」と話しかけたら、横から上司が「それ誰ですか?」と言ってきました。
ええっ?結構有名だと思うんですけど…「鎌倉幕府を倒して、室町幕府を開いた人」的な説明を二人でしました。
すると、「そもそも鎌倉が繁栄したのって、いつの時代ですか?室町時代?」と真顔で聞いてくるんです!
これには私もSさんも他の同僚もびっくり!みな異口同音に「鎌倉時代ですよ!」と叫びました。
上司はちょっと赤くなって、「幕府があったんだから、鎌倉時代か…」などともごもご言ってましたが、朝から大笑いしました。
今日一番面白かった出来事でした。

戸を開ける時 - 2017.03.14 Tue

週に2回訪問している一人暮らしの90代女性のお宅へは、私が鍵を開けて入っています。その方は歩行が不安定なので、鍵を開けるために玄関まで出てきていただくことが危険だから暗証番号付きのキーボックスに鍵を入れておいてもらっているのです。
90代という高齢で一人暮らし、歩行もままならない方のお宅を鍵を開けて訪問するのは、いつも少しドキドキします。開けた先で倒れているかもしれないので。

引き戸を開けながら大きな声でまず「おはようございます!」と声をかけ、靴を脱ぎます。
その時点で「はーい」と奥から声が聞こえればホッとしますが、まあ聞こえるのは5回に1回くらい、実際は居室の引き戸を開ける前に再度声をかけた時にお返事が聞こえることが多いです。

今日も、そんな具合に玄関を開け、返事が聞こえなかったので少しドキドキしながら居室の戸の前に立ち、声をかけながら開けました。開け始めると同時に張りのある声で「はーい!」と聞こえたのでホッとしました。
と思ったのも束の間、私の一歩踏み出した足は、カーペットに沁み込んでいた液体をばっちり踏んで靴下がぐっしょり濡れてしまいました。
失禁するような方ではないので、お茶が残った湯呑でも片付けようとして部屋を出る際にこぼしてしまったのではないかとは思いましたが、戸を開けて踏み出した足をどこに下ろしても踏んでしまう位置に仕掛けられた巧妙なトラップのようで参りました。

このことは特に何も言わず、何食わぬ顔で室内に入り、塗れていない部分のカーペットを踏んで歩くうち、半分以上は吸い取ってもらいました(笑)元々カーペットに沁み込んでいた液体だし、場所を変えて戻したということで!そして残りはいつの間にか自然に乾いてしまいました。

リハビリが終わってハンコをもらって挨拶して、丁寧に頭を下げて引き戸に手をかけた時、懐かしいあの感触が蘇りました。
またしても同じ場所を踏んでしまったようです。すっかり忘れて跨がずに普通に歩いてしまったのが情けないです。最初に私が拭いてあげれば再び同じ目に遭うことはなかったんですが、滞在できる時間は限られているのでそうしなかったし、帰りもやりませんでした(笑)
せめてお知らせくらいはしてあげようと、今度こそは「ここ濡れてますよ」と声に出しました。
部屋を出ると板の間だし、後は自分の靴(仕事用)を履くしかなく、泣く泣く履いて帰ってきました。
次からはもっと慎重に一歩を踏み出そうと思います(多分忘れる)

洗車 - 2016.12.30 Fri

今日は仕事納めでした。
非常勤で出勤する曜日が固定なので、カレンダーの並びによってはもっと早く休みに入れる年もありますが、今年は同僚たちと同じ最終日でした。

ここまで暮れも押し迫ってくると、こっちは出勤でも訪問先のご家族はお休みで、すでに団欒モードに入っている可能性もあり、年末の訪問はどうしますか?と少し前にお伺いを立てていました。
人の出入りがあって忙しないのでお休みにしてください、とキャンセルがあったのは一件だけで、他は「来てもらえるなら!」とむしろ歓迎ムードです。

昨日はそのキャンセルになった時間を利用して、給油と洗車に行ってきました。
洗車は、かつては自分たちの手で洗わなければならなかったのですが、白衣を着た人がそれをやったらみっともない、という理由でガソリンスタンドにお任せすることになりました。

でも、これが結構ハードル高いんです。
料金は当然職場持ちですが、だからと言って頻繁に洗車するのも気が引けるし、あまり汚い車なのも病院の看板背負っているのでまた気が引けるし…。その匙加減が難しいです。
また、洗車してもらっている間、待合室で過ごすのも肩身が狭いです。白衣着てるし車には病院名書いてあるしで傍目にはさぼっているように見えるのではないかと思うからです。
業務時間外に行くつもりもないし、業務時間内だと行く暇ないし、という理由もあって(最低20分くらいかかる)、できれば洗車には行きたくないんです。

と、避けているうちに年末が来て、黒い筋が無数についた車のまま新年を迎えるのは体裁も悪いと思い、キャンセルで空いた時間を使ったというわけです。前回洗ったのが半年前だか一年前だか思い出せません。
昨日はサボりに見えないように、仕事用のカバンに入れて持ち歩いている福祉用具のカタログを眺めていました。
最初、待合室は私一人だったのに、どんどん人が増えてきて、隣の席で雑誌読み始めた人もいたし、福祉用具のカタログ眺めていたのは正解さったかも(笑)

終わった時、「すごくきれい!」と感嘆の声を上げたら、スタッフに「もう少し頻繁に洗車した方が良いですよ」と言われました。わかってはいるんですけどねえ。
ちなみにT先輩も昨日の午後同じ所で洗車してもらい、その時は一番安いコースを選んだのだそうです。どんなに一段階上のコースを勧められても頑なに拒んだとか。
私は勧められるままに下から二番目の撥水なんとか洗車にしてました!
コスト意識があるんだかないんだか、わかりませんね。
あ、T先輩も「すごくきれいになりました!」と言っていました。
やっぱりもう少し頻繁に、せめて一年に三回は洗車した方が良さそうです。

囲む会 - 2016.12.13 Tue

今日は職場の忘年会でした。
先週の金曜日にリハ科の忘年会があって参加したのですが、今日は訪問の方の忘年会です。職種が色々なので普段仕事中はゆっくり話せないような人と話せるのが楽しみでした。

会場や日時や会費を示した案内を作ってくれた人がいて、タイトルが『○子を囲む会』になっていました。
○子というのはこの部門で最年長のナースの名です。
「素敵なタイトルですね」と褒めたら、「適当だから気にしないで」と言われました(笑)

一度帰って夕方再び職場最寄り駅まで行ったのですが、会場が駅ビルにあったのでとても楽でした。
クジを引いて席に座ったら、向かいがリハ科のS先輩、左隣がT先輩であれ?いつものメンバー?という感じでした。6人のテーブルはセラピストとケースワーカーと事務だけでナースは一人もいなくて、隣のテーブルは逆にセラピストとケースワーカーがいなくてナースと事務だけに偏ってしまいました。

偏りはあったけど、楽しかったです。
タガの外れたS先輩が生き生き語るのですが、導入は前回同様私への質問でした。今回は「二尋さんはスネイプ先生に会いたくなったらどうしますか?」という相変わらず唐突な質問で、でも私はニヤリと笑い落ち着いて「本を開けばいつでも会えるんですよ」と答えました。そして、それはあくまで導入で先輩は今好きな彼に会いたくなった時を語りたいのだと容易にわかったので傾聴しました(笑)
とあるゆるキャラが好きな同僚にもどうして好きなのか、というかねてから疑問に思っていたことを聴けたし、10年以上前の出来事話題になって懐かしかったし、料理が殊の外美味しかったし、楽しい会合でした。

そうそう、○子さんは『囲む会』の名がついたからか、とても素敵な乾杯の前の挨拶をしてくれました。そして帰り際、なぜか会計役をやってくれて「どうしてこうなった?」とぼやいていたのが可笑しかったです。

わかるわかる - 2016.12.09 Fri

今日、訪問のS先輩とお昼を食べている時、S先輩が唐突にこんなことを聞いてきました。
「まだスネイプ先生のこと好きですか?」
思いがけない質問に戸惑いつつ、そこははっきりお答えしました。
「好きです!今度お誕生日会も企画してます」

「そうか~最近好きな人ができて、自分が変かと思ったけどそうでもないかな」
変 って......。
「誰を好きになったんですか?芸能人ですか?」S先輩は既婚者の女性です。
「最近あるドラマにはまってね。知ってるかな~」と言って見せてくれたスマホの待ち受けには、最近Twitterでよく見る顔がありました。
「あ!星○なんとか、って人ですね!逃げ○○ってドラマの!」
そこで正しい名前を教えてくれながら、今の熱い思いを語り始めたS先輩。
S先輩は割と冷静な人なので、頬を上気させて生き生き語る姿は、見ている私まで嬉しくなるものがありました。
今のドキドキ感、今出演中のドラマ以外の作品や他の活動への興味、昨日は彼が執筆した本を買い求めに久し振りに本屋に行ったという話。どの話を聞いても、身に覚えがあって、「わかりますわかります」ばかり言ってました(笑)

昨日はSNSで繋がっている友達とこの話題で長いこと話し込んで、ちょっと異常じゃないかと思ったそうです。
「いえいえ、普通の反応ですよ」
よく見る光景ですよね(笑)

「この話、他に誰かにしましたか?」
「職場では初めて」
「タガが外れましたよ、これできっと。私はまず娘に話し、次に○○さん(同期同僚)に話したら、堰を切ったように想いが溢れてきて止められなくなりました。そのうち有り余るエネルギーを持て余して何か行動するかもしれませんよ。妄想を小説に書くとか」」
「割と妄想する方だからあり得るかも!」

先輩は、この「好き」という思いのおかげで、些細なことが気にならなくなったと言います。
それもわかります。他の些細な事柄に注意が向かわなくなるのもありますが、外からのストレスを内側から跳ね飛ばすイメージ、内側のエネルギーが余計なものを弾くイメージ、というのが二人で一致した意見です。

接種後の注意 - 2016.11.15 Tue

今日、インフルエンザの予防接種をしました。
職場でのインフルエンザの予防接種、みんないっぺんに行うのではなく、1週間くらいの定められた期間に数人ずつ打ってもらいます。私は今日か木曜日のどちらかということになっていたのに、すっかり忘れていて、帰りにジムに寄る気で着替えと上履きを持って出勤してしまいました。

接種後の注意に「激しい運動をしてはいけない」とあるのは知っていましたが、「激しい運動」とジムでの筋トレとは結び付いていなかったんです。だから、今日予防接種することになったとわかっても、ジムに行けなくなったとは思わず、同僚たちに、「ジムはだめでしょう」と言われ、ようやくそれもそうだな、と思いました。

今日、予防接種前に診察してくれた医師は、初めて見る顔でした。
比較的若いけれど、しっかり問診票を見て、しっかり診察してくれて、しっかり注意もしてくれました。
「いつも通りの生活をして良いけど、スポーツジムに行ったり、お風呂で注射部位をこすったり、熱いお湯に長く浸からないように」との注意で、スポーツジム名指しで来たので、完全に諦めました。
しかもその後、「二尋さんはお酒を飲みますか?」と聞いてきて、「飲みます」と答えると、「いつもよりたくさん飲んだりしないでくださいね」と言われました。
予防接種後の注意でお酒のこと言われたの、初めてのように思います。
言いつけを守り、今夜お酒はいつもと同じくらいにしておきました(笑)

のんびり女子旅(薬師温泉)2 - 2016.11.08 Tue

散策から戻ると作務衣に着替えました。浴衣と作務衣と両方用意されていたんですが、夕食は炉端焼きでかなり燻されるとのことだったので、浴衣が煙臭くなるよりは作務衣が煙臭い方が良い、との判断でした(笑)
作務衣になると、みななぜかストレッチを始めたり座禅を組んだりしたのが可笑しかったです。
温泉に入った後、夕食の会場に出かけました。
私たちの部屋は5階で、夕食会場は1階、エレベーターで降りた時にパペットスネイプ先生を連れてくるのを忘れたことに気付き、「まあ、いいや」と言ったら、皆が「絶対取りに戻るべきだ」と言ってくれて、戻りました。しかもYちゃんが一緒に来てくれました。みんな、本当にありがとう!

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準備された食材

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山葡萄の食前酒と
おおー!血のように赤いお酒はスネイプ先生に似合いますな。

せっかく取りに戻ったパペットスネイプ先生ですが、この他何枚か食前に写真を撮っただけであとはしまい込まれました。煙に燻されたらいやですから。

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梅酒のオンザロック
これは旅行特典で、他に杏子酒と柚子酒(ウェルカムドリンクと同じ)が選べました。
あと、地ビールを何種類か飲みました。

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箸置きが煮干し!
煮干しが箸置きなんて初めて見ました。最後にはこれも食べてしまいました。

この夕食時、私達のテーブルは研修生の若い男の子が担当しました。
研修生が付くことに対して了承を求めるベテランのスタッフの言葉は、私たちが実習生を患者さんに紹介する時の言葉と同じで、みんな「どうぞ!どうぞ!」と喜んでOKしました。
この研修生の緊張っぷりが痛々しいほどで、多分マニュアルにあるであろう口上をたどたどしく述べる様子に「うん、わかったからもういいよ」と言ってあげたくなる感じがさらに既視感がありました。

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肉を焼いてくれる彼
この煙!パペットスネイプ先生をしまっておいて良かった。

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上州うどん

彼がこのうどんを取り分けてくれたのですが、汁を注ぐ際、器を伝って彼の手にじゃばじゃばかかってしまいました。ビクッとして「あちっ!」と言いましたが、作業はやめません。みんなが手を心配する中、継続して再び手にかかりましたが、結局やり切りました。

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灰の上にこぼれたうどんの汁
経験を積んで、いつか貫禄あるベテランに成長することを祈っています。

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デザートの梨と柿とぜんざい

すっかり燻されて部屋に戻った私達、再びお風呂に行って洗い流し、浴衣に着替えてさっぱりした状態で部屋で再びアルコールを少々とお茶を飲みながら語り合いました。
この時の話題が、今まで一番感動した映画、今はまっていること、これからやりたいこと、好きなもの、人生の目標、短期目標、などを順番に発表していく形で、面白かったです。前回は普段言えない悩みを言いっこして、それも良かったのですが、新たな一面を知る前向きな話題、とても良かったです。

朝は7時に起床、宿泊棟とは別にある薬湯に入りに行きました。
私達以外誰もいなくて広い湯船が貸し切りでした。
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湯上りサイダー
これも旅の特典だったかな

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豪華な朝ごはん!

和食か朝食か各自選べましたが、みんな和食を選びました。そして、それは正解だったと思います。
一杯目は雑穀の入ったご飯にとろろ汁をかけて、二杯目は白いご飯を卵かけごはんにして食べました。とても美味しかったです。

今回の女子旅も温泉食事、おしゃべり全てが充実していて良い旅でした。

のんびり女子旅(薬師温泉)1 - 2016.11.07 Mon

先週の土曜日から一泊で同僚たちと旅行に行ってきました。
恒例の女子旅で、今回の参加は全部で5人でした。

旅行の日程が決まったのは、私がイギリスに行く直前で、イギリスに行っている間に場所を決めてもらいました。
その後も何かと忙しい毎日で、結局パンフレットをゆっくり見ることもないまま当日を迎え、集合場所の上野に行った時、乗るのは新幹線だと思い込んでいました。
旅行の二三日前に幹事から受け取った切符が、改札を通らなくて駅員さんに見てもらって、そこで初めて、乗るのは特急だと知りました(笑)
恥ずかし~と思ったけど、そもそも幹事が新幹線だと思っていて、みんなに「新幹線の切符」として渡してくれたせいだと間もなく判明しました。そんなわけで、一同新幹線に乗るつもりでしたが、実際に乗ったのは特急「草津」でした。

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上野駅限定販売のお弁当
彩がきれいで美味しかったです。私以外はみんなお寿司とか釜飯とか、和風でした(笑)

中之条駅で降り、迎えのマイクロバスで40分ほど乗ったところにその日の宿はありました。
かやぶき屋根の建物が、集落のように点在する広い敷地の宿でした。
フロントのある“本陣”や宿泊した棟は低い位置にあり、階段を下りて行きました。
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ウェルカムドリンクの柚子酒
この柚子酒がとても美味しかったです!お土産に買わなかったのが悔やまれます。

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趣のある廊下
これ、画面右側には部屋の入口があるのですが、その一つ一つの横に階段があって、それは二階の別な部屋に通じているんです。プライベート廊下、という感じです。

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泊まったのは慶応の間
各部屋江戸時代の元号にちなんだ名前がついていました。

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色も柄も違う袋に入ったアメニティグッズと浴衣と帯

着替える前に敷地内を散策しました。
宿泊棟ではない建物がいくつもあって、資料館だったり喫茶室だったり、立ち寄り湯だったりしました。
中でも一番目を引いたのが、撮影スポットになっている日本一大きいと言われる大釜です。
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飯炊きなどに使われた大釜
「大釜にお入りになり撮影してください」

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大釜に入って撮影
よく見えませんか?

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日本の大釜に入るパペットスネイプ先生

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大釜の中で必死に体勢を整える私
実は大釜分の深さはなく、床のように木の板が張ってあって、備え付けられたベンチに腰掛けるとちょうど良い高さで撮影できるようになっていました。スネイプ先生だけを写してもらうのに苦労して、ちょっと私の姿が見えたりすると、同僚たちは喜んで写真を撮ってくれるのでした。(本当にありがたいことです)

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かやぶき屋根と色付いた柿と

のんびり散策してから部屋に戻ると、入口近くに置かれて気になっていた薬研と一緒に撮影しました。
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薬研とパペットスネイプ先生
この持ち方では粉砕できませんが、やっぱり薬を作る際に使う道具とスネイプ先生はしっくりきます(笑)

幽霊の手 - 2016.10.27 Thu

今日、訪問先で患者さんに「私、幽霊の手の話したことあったっけ?」と言われました。
聞いたことなかったので聞いてみました。

「幽霊の手って、胸の前あたりでだら~んってなってるでしょ?私の手も最初そうだったじゃない。だから幽霊も頸椎悪かったのかなと思ってね」

おお!姿勢から考察するなんてすごい!
手がだらんと垂れるのは他にもいくつか原因は考えられますが、そういう発想興味深いです。
「確かに!死んだ人なら全身弛緩して、全部だら~んとなっているはずなのに、なぜ肘を曲げられるのか、なぜその位置に持ってくるのか、不思議ですね」
「だから頸椎!」
微妙に会話は成り立っていませんが、そのやり取りが可笑しかったです。

「恨めしや~」と言う日本の古典的な幽霊の手の形、やはり疑問に思う方がいるようで、知恵袋などで質問に対して文化的な理由も見つけられましたが、私が興味深かったのはこちらです。
神経内科のドクターの考察です。
不自然な姿勢なのに当たり前のこととして何の疑問ももたずにいましたが、世の中にはちゃんと考える人っているのですね。こういう考察大好きです。

知らなかった! - 2016.10.11 Tue

今日、午前中の訪問を終えて、訪問部門のスタッフルームでカルテを書いていた時のことです。
もう昼休みに入っていて、訪問のナースとケースワーカーが雑談をしていて、私は作業をしながら聞くともなしに聞いていました。
ドクターの噂話で盛り上がっています。
そのドクター、私が入職した頃は常勤で勤めていましたが、何年か前から週一回の非常勤となり、存在を知らない職員も増えてきました。
噂をしていた二人は古参の職員なので、こんなことがあった、あんなことがあった、とそのドクターを巡る面白可笑しい思い出話を披露しあっていました。
私はそんなに密接に関わったことがないので、そんなに多くの伝説を残しているとは、全然知りませんでした。
と、ナースのWさんが一緒に夜勤をした時のことだか「先生ったら、ハリーポッターの話しかしないの!」と言うではありませんか!
ずっと話に加わらず、ひたすら手を動かしていた私は初めて顔を上げ、素っ頓狂な声で「マジっすか!」と職場にそぐわない言葉を発していました。
Wさんは私と同期なので、私がこの職場に入ってからの出来事に違いありません。
Wさん、突然の反応にひどく驚いたようでしたが、笑顔で話に入れてくれました。
「すごいハリポタファンなんですよ」
「知らなかった…今まで全然知らなかった…」
「あ、でも映画じゃなくて本の方だって言ってましたよ」
「私も本派なんですっ!」
「もう何年も前のことだから今はどうかわからないけど、しゃべってみたら?」
「はいっ!」

と、興奮冷めやらぬ状態で書きましたが、その先生来る日は水曜日だから私がいないー!すれ違いだよー
ああ、ドクターも患者さんも他職種の同僚も、誰彼構わずハリポタ話を振っていた時にそれを知っていれば、ずっと語り合えたかもしれないのに…返す返す残念です。

レンジャー - 2016.09.08 Thu

一か月くらい前だったか、朝の掃除の時、PTのHさんの姿に目が釘付けになりました。
着ている白衣の一部にグリーンのラインが入っていたのです。
白一色の選択肢しかないと思っていたのですが、こういうさりげない感じで緑推しをアピールできるなら、私もやりたいと強く思いました。

同僚たちの反応も大きかったのですが、その理由はむしろ色の線が入っていることより、首回りが涼しいデザインにありました。
普段着ている白衣はケーシー型といって、ちょっと首回りがぴったりし過ぎていてこの時期暑いんです。
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これ

Hさんの着ていた白衣は、スクエアネックというほどではありませんが、少し胸元が開いたデザインで、断然涼しそうでした。
Hさんはネットで購入したとかで、それは面倒だな、と思っていたら、欲しい人は申し出れば一緒に注文してくれると言ってくれたのでお言葉に甘えました。(ちなみに白衣は上下2セット支給されていますが、全然足りないのでみんな自腹で買っています)
色の選択肢はいくつかあって、紺、ショッキングピンク、ライムグリーン、青緑、それにオレンジ色だったかな。
私は黄色っぽいライムグリーンより青緑の方が好みなのでそれで注文しました。

注文した物が届いて初めて私がこれを着たら、G先輩が「二尋さんもレンジャーですか」と言いました。
いつしか、一人、また一人とこの白衣を購入、色違いが際立つようになり、それが戦隊ヒーロー物みたに見えたのでしょう。

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さりげない緑のアピール(残念、首回りは写ってなかった)
袖口も折り返せば色が見せられます。
ポケットがいくつもついていて機能的でもあります。
アオミドレンジャーとして頑張ろうと思います!

4回目 - 2016.08.30 Tue

今日は台風の影響が強そうな予報だったので、かなりの重装備で20分早く家を出たのですが、意外と降られませんでした。交通機関が止まって出勤できない可能性も考え、今日の訪問先の電話番号を控えてありましたが、それも全く不要でした。

狭くて見通しの悪い道を通る新規のお宅、今日で4回目の訪問でした。
当初は毎週金曜日の訪問予定でしたが、もう少し増やした方が良さそうな状態だったので、今週から火曜と金曜の週二回の訪問になりました。
初日、泣きそうになりながら通った難関の場所、上司のアドバイスに従ってやっているうちに少し慣れてきて、涙が出そうになることはなくなしました。冷や汗は毎回出ますが、訪問が以前ほどストレスではなくなってきています。

慣れた、というか心が強くなったというか。
車の流れを塞き止めることがとても辛かったのですが、「仕方ない」と割り切れるようになって、じりじり前進して流れが見える位置を保つようにしています。そうじゃないと出たり入ったりで一向に帰れませんから。今日は親切なバスが止まってくれました。

そうそう、こちらのお宅に行くには、以前書いたこの場所も通るんです。ここも相変わらず好きにはなれませんが、もっとキツイ場所の登場にすっかり影が薄くなってしまいました。私自身、レベルアップしていると思いたいです。

もう一つストレスが軽減された理由が、患者さんがとても歓迎してくれるから。
毎回心待ちにしてくださっていて、歓迎してもらえると、それだけでも心の負担が軽くなります。今行っている訪問先で歓迎してくれないところなどありませんが、それでも歓迎オーラをいっぱい出してくれると嬉しいです。
これからは週二回、頑張って会いに行こうと思います。

指さす先 - 2016.08.25 Thu

今日は同僚を手伝って病棟の患者さんを少し受け持ちました。
その中にお一人101歳の女性がいらっしゃいました。
意外と血色が良く、起こして座らせる動作なども練習しました。

終了間際、その方が「あっ」と言って私の頭の上の方を指しました。
そして慈しむような表情をするので、以前担当したことがあったっけ?と思っているうちに拝み始めたので、何かいるのかと思ってこわごわ天井を見たり、後ろの壁を見たりしました。
「どうしましたか?」と聞くと、再度指さしたのは、私の額でした。

額に浮かんだ玉の汗を見て、優しい顔して拝んでいるんです。
抱え起こしたりベッドに戻したりの動作に加えて汗をかきやすい年頃ですから、手が離せない時はすぐに額に汗の粒がついてしまうんです。それを申し訳ないとか有難いとかのお気持ちを表すように拝んでいらっしゃるのではないかと思い至りました。
私の方こそ、仏を見たような気がして心が洗われました。
私もこんな素敵な百歳越えがしたいです。

苦手な場所 - 2016.08.19 Fri

今日はまた見通しの悪い交差点を通らなければならない日でした。
通る道があまりにも難易度が高くて泣きそうになった、先週からの新規のお宅への訪問です。
あの日、同僚たちに「聞いてよ聞いてよ」と話しただけでは不安は解消せず、昨日、科の一番上の上司に本当に困っている旨伝え、アドバイスを乞いました。

Yahoo地図を見ながら、それがどこなのか説明します。
その場所自体は上司は知らなかったのですが、その何本か先の路地の奥までは訪問で行ったことがあったとのこと、やはりバックで入るしかなかったと教えてくれました。
入り方も問題ですが、一番困っているのが細い路地からバス通りに出る時、両側に壁が迫っていて、相当車を前進させないと両側が見えないこと。歩行者も見えず、見えた時は車との距離が恐ろしく迫っているんです。
ジリジリ出ていくと、他の車が避けようと反対車線にはみ出て走っていくのと、歩行者を立ち止まらせているのが辛くて先週は一度引っ込んでしまったのですが、上司は、その状態に耐えて視界が開けるまでジリジリ前進し続けよ、とアドバイスしてくれて、心を強く持とうと二度目の今日に臨みました。

往路は、もうどこで曲がっていいかわかっていたのと、後続車がいなかったのとで、反対車線の車が途切れるのを待って反対車線に大きくはみ出してから左折しました。
なんとか曲がったら、先週はすんなり入れた駐車場にチェーンがかかっていて、外さないと敷地に入れませんでした。
チェーンをなんとか外し、真ん中のポールを引き抜いてから駐車場に入りましたが、そこま狭く、どういう入り方をしてもギリギリでした。(先週はバックで入ったからもっと簡単でした)駐車したらまたポールを入れてチェーンをかけて、それからやっとお宅に入ります。

帰りはまたチェーンとポールをどけて車を出し、またポールとチェーンをセットし、その後いよいよ一番の難関、見通しの悪い交差点の右折、に挑戦です。
上司に言われた通り、ジリジリと進んで(歩行者が結構通るので、本当に少しずつ少しずつ)、やっと両側の視界が開けた!と思ったら、右側の車が私のために止まってくれていました!手を挙げてお礼の意を示しつつそのまま前進すると、反対車線の車も止まってくれました。そちらにも手を挙げつつ、ハンドルを切って、無事右折できました(笑)
つくづく人の情けはありがたい、と今週はまた別の意味で泣きそうになりました。
おかげで今週も無事乗り越えられました。来週も頑張ります!

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