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2017-08

罪悪感 - 2017.05.25 Thu

ゴールデンウィーク明けから担当し始めた患者さん、まだまだ変化が多く毎週気を抜けません。
先週あたりから足の装具が食い込んで痛い、という訴えを聞くようになりました。
下腿や足がむくんでいるので装具が食い込んで痕がくっきりついて痛々しいです。
傷になるといけないのでご本人もハンカチを当てていますが、少し痛みが和らぐ程度、ということで、何かもっとクッション性のあるものを当てたいと思いました。
そこで「捨てても良い靴下はありますか?」と聞いてみたら、「たくさんあるよ!」と一つ手に取って渡してくれました。
ちょうどとても厚い少し毛玉の出た冬用のソックスだったので、早速使わせていただくことにしました。
靴下の足首のところで切り、筒状に残った上の部分を半分に折って足を通し、痛い部位にサポーターのように当てることを思いついたのです。
他人様(ひとさま)のお宅で他人様の靴下を、お借りしたハサミでジョキジョキ切るのは、なんだか罪悪感があって、そんな自分が可笑しくてクスッと笑ってしまいました。
急に笑った私に訳を聞いた患者さんも、一緒に笑っていました。
出来上がった簡易サポーター、普通の靴下の上から装着したところ、だいぶ痛みが軽減できたよう。靴下切って良かったです(笑)

バーベキュー - 2017.05.21 Sun

今日は同僚たちとバーべキューをしてきました。
毎年バーベキューは企画されているのですが、予定が合ってせっかく申し込んでも雨で中止されて、私はここ何年も参加していませんでした。それに実際毎年のように雨で流れるので、今年は雨でもできる都会型の会場で開催されました。
今までは海とか川とかでやっていたのですが、今回はビルの屋上、しかも大きな駅の近くのビルの屋上で、イメージが違います。

行ってみると、整然とバーベキュー用のテーブルが並び、テーブル真ん中のくぼみに置かれた炭には既に火が熾って熱気を放っていました。とても良い天気でしたが、頭上は厚地のシートで覆われ、一層熱がこもり、終了まで体がもつか心配でした。
同僚とその家族、合わせると20人以上が二列合計6テーブルを使用し焼き始めます。
立って焼いている間も暑くてたまりませんでしたが、席について食べ始めると涼しい風が吹き抜けていくのを感じ、楽しめました。
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焼いているところ
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炎が!
炎が上がると、新人のKさんが冷静にトングで挟んだ氷で網を撫でるとすぐに鎮火しました。慣れてますね~

食材は持ち込んでも良し、予約して用意してもらっても良し。
頼んでいた物の他に持参した物も加わって、賑やかな食卓になりました。
私は家にあったクラッカーと、庭の日向夏を持っていきました。
クラッカーは子どもたちが来た時、カナッペにしようと一箱買ったのに使わず、夫婦二人では食べきれないし、ということで持っていったのですが、途中のコンビニで買ったスライスしてあるおつまみチーズとサラミとポテトサラダをのせて出したら、喜んでもらえました。

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昨日収穫した日向夏
ぜんぶで五つ、持っていきましたが、これも美味しいと評判でした。良かった~

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マシュマロも焼きます
バーベキューと言えば、焼きマシュマロ(笑)ちゃんと用意してくれた人がいました。
残っていたクラッカーと合わせて食べても美味しかったようです。
焼き加減、見た目ではよくわからず焦げ目がつくまで、と思っていたら今年三年目になるOTのHさんが「今食べ頃ですよ」と教えてくれて、食べたら絶品でした!焦げ目全然ついていないのにすごい!

この5月から職場復帰したばかりのNちゃんが旦那さんとお子さん(うちの孫と1週間違い)連れてきたのですが、最初は私の抱っこを拒んだBabyがそのうち腕を広げて抱っこをせがむようになったのがとても嬉しかったです。なんて良い子!(笑)
旦那さんがたまたま言った硫黄島という言葉に食いつき、ハリポタの世界では南硫黄島に日本の魔法学校があると言われてるんですよ~などと余計な話をしてしまいました。楽しかったです。

この会場では3時間で片づけて帰らなければなりません。
ゴミを分別してテーブルの上を空にすれば、炭や網は回収してくれるので、最後に洗い物があるわけでもなく、とても楽でした。スタッフがそこまでやらなくても大丈夫、と言う中、きれいにテーブルを拭き上げて撤収しました。
駅が近くて足の心配はないし、荷物は少ないし、駅前バーベキューもなかなか良かったです。

駐車場にて - 2017.05.12 Fri

昨日、いつものように職場の駐車場に行った時のことです。
歩きながらいつも使っている車にキーを向けてロックを解除しようとしたのですが、なかなか反応しません。
あれ?電池切れたかな?と思ったら、違う場所でカチッと音が聞こえました。
右横に止めてあった別の車の鍵が開いたのです。
違うキーを持ってきてしまった!?と思ったら、いつもの車がその場所に止められていたのでした。

訪問用の車はリハビリと看護でそれぞれ二台ずつあり、病院所有の他の車と一緒に月極の駐車場に置いてあります。
この時止まっていた場所は、リハビリで使うもう一台の車の場所で、車種も色も同じなので、ナンバー見るまで場所が入れ替わっていることに気付きませんでした。
私とT先輩は使う車は固定していて、止める場所も同じなので、どちらの車も使うS先輩が入れ間違えたのだろうなと思い、戻ってきた時は空いていたいつもの場所に駐車しました。

そのことをT先輩に昨日の昼休みに話したところ、やはりS先輩が間違えたのだろう、場所が違うと出しにくくて困った、二尋さんより先に戻っていつもの場所に入れられた時は嬉しかった、と言っていました。

さて、今日駐車場に行き、同じようにいつもの場所に止めた車に向かってキーのボタンを押したのですが、右横からカチッと鍵の開く音がします。
びっくりして横を見ると、またしても入れ替わった場所にいつも使う車が置かれていました。

木曜日は私しか車を使わないので、私が駐車した場所から動くことはあまり考えられません。S先輩は木曜日休みだし。
でも時々他の課(科)の職員が空いている車を使うので、きっとそうだな、と思ったのですが、走行記録をつけている紙には最後に使用したのは私となっていて、メーターの数字も変わっていません。
きつねにつままれたような気分でした。
場所を入れ替えるくらいではメーターは変わりませんが、でも場所を入れ替える意味がわかりません。
後で確認すると、T先輩が昨日の午後帰院した時には既に入れ替わっていたのだそうです。折角昼に戻った時直したのに!
ちなみに今日S先輩も「場所入れ替わってたね、なんでだろう?」と言っていたのでそもそ最初からS先輩が間違えたわけではなかったのかもしれません。ちょっと不思議な出来事でした。

ネットを楽しむ世代 - 2017.05.11 Thu

今日から担当することになった患者さん(今週二人目の新患さん)、70代後半ですが、PCの前で過ごす時間が長く、ネットショッピングやメールのやり取りを楽しんでいるのだそう。
「その世代では珍しいですね」と言ったら、「少し上だとそうだけど、僕くらいはそうでもないよ。メールは絶対やらないと言ってた友人たちもやるようになってる」とのことでした。
考えてみると私の父は結構パソコンやっていたし、母も閲覧くらいはできていたし、年齢的にはこの患者さんより少し上になりますから、そんなに珍しいことでもないのかもしれません。
昨日見たテレビでも年配だけど現役で農業をしている男性が、スマホをバリバリ活用していました。
私がこの仕事をするようになって約15年、最初の頃に出会った方々はネットをやることは考えられない感じで私の認識が当時のままだったのでしょう。
インターネットを楽しむ世代が上にスライドしているのを感じた日でした。

今日の訪問 - 2017.04.11 Tue

火曜日の今日は、ちょっと緊張して出勤しました。
先々週から受け持つようになった方、初回は拒否され、二回目は拒否したことを忘れていたのは良いけどおしっこびしょびしょ、三回目の今日はどんな事態が待ち受けているだろうとドキドキしながら向かいました。

今日はあいにく冷たい雨がだいぶ降っていたので、白衣を濡らしてはご迷惑になるからと長い長靴を履いていきました。
運転時は足首の動きが出ない長靴では不便なので車の中ではスニーカーに履き替えます。
これはなかなか厄介なので、ますます出かけるのが億劫になりました。

お宅前に車を止め、引き戸を開けたら弟さんがいらして、「車、ここに止めても大丈夫ですか?」と声かけたら、「車はそこでいいよ、居ないけど」と言われました。
「居ない」とは?といつも玄関先から見えている奥のベッドを見たら、確かに空っぽでした。
なんと、ショートステイに行っているということでした。
こういう場合、手配したケアマネが連絡するのが常ですが、連絡なかったので寝耳に水、全くの無駄足になってしまいました。
本当に毎回思いがけない事態に見舞われるお宅です。

仕方ないから一度職場に戻りました。
とにかくいつ帰ってくるのか確認しないと明日は訪問看護に無駄足踏ませてしまいます。
駐車場に止めてまた長靴に履き替えて車を降りて歩き始めてすぐ、左右を間違えて履いたことに気付きました。

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思わず撮影

車まで引き返しても二、三歩だけど、傘畳んで車のドアを開けて座って履き替える動作を考えると、そのまま数十メートル歩いて建物の中に入ってから履き替えた方が良さそうに思えました。
でも、この写真ではわかりにくいけど、もっと明らかに左右間違えていると見た目でわかるので、走りました。走れば通行人の目を眩ますことが出来そうで(笑)

そうやって苦労して職場に戻り、各所に連絡してから二件目に行きました。
こちらではいつもと変わらない時間を過ごした後、三件目に行きました。

こちらは独居の90代女性。いつも鍵を自分で開けて入ります。
ところが、今日は鍵が開くのにドアが開かない。開いていたのを閉めてしまったかとやり直すけど開かない。
こちらのお宅は鍵は内側に二か所ついていて、普段は一つは開いていてもう一つだけで開け閉めしてヘルパーさんや私などが入っています。外出する時は二か所閉めて別なドアから出ているので、外出かもしれないとは思いました。
でも、夜戸締りしてそのまま開けるの忘れているかもしれないし、倒れているかもしれないし確認しないで帰るわけにはいきません。
呼び鈴鳴らしてインターフォン越しに声をかけてみたり、電話かけて留守番電話に「ドアの前に来ているので開けてください」と言ったり。それからケアマネに連絡して、何か聞いていないか確認しましたが、「結構勝手に出かけるので今日は中止にして下さい」とのことで、帰ってきました。
こんな雨の中、「勝手に」行くのは病院くらいだろうけど、私の勤務先には来ていないことは電子カルテを見ればわかります。
何もなければ良いけれど…
とにかく今日は、無駄足ばかり踏んでしまって、がっくりでした。
予め連絡もらっていたら、忙しい同僚を手伝って、病棟の患者さん3人はできたはず…
連絡なしキャンセル、本当に困ります。

15年生 - 2017.04.07 Fri

4月ももう7日になってしまいましたが、この4月から職場での15年目に入りました。
つまり今日で14年と7日在籍したことになります。
先日話題にした新患さん、実は8年余り前、まだ私が訪問リハを始めたばかりの頃その方のご主人の訪問リハに行っていたことがあったので、何かブログに記録が残っていないか記事を書く前に探したんです。
私のブログは古い記事でもほとんど公開していますが、職場の記事で患者さんとのやり取りなどを書いたものは、公開をやめてしまっています。でも、削除されたわけではなく、管理画面からはいつでも読める状態なので、2008年の7月くらいから少しずつ読んでいきました。

残念ながらご主人についての記録は残っていませんでした。
でも、たくさんの患者さんと素敵な時間を過ごしていたことを思い出しました。
本当に記録が残っていなければそのまま思い出すこともなかったでしょう。記録を読んでも名前は誰一人思い出せなかったし。
終末期の方も多かったので、多分記録内の大半はもう亡くなっていると思います。でもそんな方たちとかげがえのない時間を過ごしていたことがわかる数々の記録でした。
「下書き」の形でひっそりこんな宝物が埋もれていたとは!
ただ年数だけを重ねて実力が伴わないことを恥ずかしく思うことも多いのですが、患者さんとの数々のやり取りは、OTとしての私を成長させてくれたのだろうと思うことができ、もう少し現役で頑張ろうと思いました。

一筋縄ではいかない - 2017.04.04 Tue

先週から新しい患者さん(一人暮らしの80代女性)を受け持ちました。
先週初めて伺った時、玄関の引き戸を開けると、ベッドに寝て半身起こした状態の患者さんと目が合い、声をかけて上がらせていただきました。
初回は色々説明事項があるので書類を見せながら説明したところ、「(訪問リハビリを)聞いてない」と言われ、リハビリを拒否されてしまいました。

そのように言われることは全く想定していないことではありませんでした。
今回のリハビリは本人の意志ではなく、以前から入っている訪問看護のスタッフやケアマネの勧めがあったようだし、骨折で入院したものの退院を切望するので「訪問でリハビリするなら」ということで帰してくれたという経緯もあったようです。
こんな風に本人の意志でなくてリハビリが開始し、歓迎されずに辛い目に遭うのは時々あることでした。

とはいえ、周りが強く勧めるだけあって機能の低下は著しいですから、寝たきりにならないようリハビリは必要で、その説明をしました。
すると「リハビリが必要なのはわかるのよ。お金が払えないだけ」と言います。
お金がいくらかかるか、という説明は初回に必ずするので、そこに引っかかってしまったようです。
そんなやり取りをしている時にケアマネが来て、お金の問題について説明するのですが、やっぱり聞き入れられず、「では来週また来ますから、その時はリハビリやってくださいね」と言って帰りました。

今日は、その方のお宅への二度目の訪問でした。
先週と同じように室内に入ると、今度はもう初回の堅苦しい話やお金の話はしないで、毎週来ているかのように振舞いました。
すると、色々な指示に従って動いてくれました。先週頑なに拒否したことをすっかり忘れていらっしゃるようでした。

この機会を逃さず、すぐにベッド上での運動を開始、続けて起き上がったり立ち上がったりの練習をしましたが、やっているうちに室内に入った時から感じている強烈な尿臭が、ご本人から来ていることに気づきました。背中やお尻がびしょ濡れで、「お茶でもこぼしましたか?」と聞いたものの、これは絶対お茶じゃないという確信がありました。
「着替えましょう」と誘うとこれも拒否なく受け入れられました。気持ち悪かったんだと思います。本当にびしょびしょでベッドまで沁み込んでましたから。
手伝って全て脱がし、洗濯済みの衣類に着替えました。
リハビリパンツを穿いていらっしゃいましたが、吸収できる時期はとうに過ぎ、吸収できなかった尿が服やベッドに沁み込んだに違いないと思いました。
脱いだり着たり穿いたりの動作は立ったり座ったりを繰り返すのでまあ良いリハビリにはなったかもしれませんが、久しぶりに大変でした。脱がせた服を足元にポイポイ置いたせいで踏んでしまって靴下がびしょびしょ>< そのまま脱いで、次のお宅に行く前に一度戻って新しい靴下を履いたりして、だいぶ時間オーバーしました。(先週は替えの靴下持っていたのに今週は忘れてしまった)

いや~、先週苦労したと思ったら、今週はまた違った意味で苦労しました。
来週もきっと今までのこと忘れられていて、場合によっては拒否されるかもしれないし、そうでなくてもすんなり事が運びそうにはとても思えません。久し振りに先が読めない症例に頭を悩ませています。

新しい席で - 2017.03.24 Fri

一昨日の水曜日、職場では席替えをしました。
私はその日出勤ではなかったので、昨日それを知りました。
私とS先輩は非常勤で勤務時間があまり重ならないので席を共有していて、席替えの対象ではないのですが、それでも毎年のように席を移動します。
一番人気のない席に割り当てられるからです(笑)
一番人気のない席が、年によって異なるのも面白いです。
今までは床にでっぱりが合って椅子に座っていると必ず引っかかる席でした。
今度は、上司の隣です。
誰だって一番上の上司は煙たいですが、他にも理由があって、荷物が山積み、背中に窓があって暑い、などで人気がないんです。

昨日の昼休み、食事に行く前急いで引っ越ししたので、今朝からもう新しい席でした。
座ってみると、始業前ののんびりタイムを上司の横で過ごすのはやっぱり少し気詰まりでした。
先日の鎌倉の覚園寺が良かった話を仏像好きなSさんに話した時、横で聞いていたようなので、「行ったことありますか?」と聞いてみました。
すると、「ないです。歴史にもお寺にも興味ありませんから」と一蹴されました(笑)
はあ、そうですか、といった感じでSさんに向き直り、「足利尊氏の直筆があったんです」と話しかけたら、横から上司が「それ誰ですか?」と言ってきました。
ええっ?結構有名だと思うんですけど…「鎌倉幕府を倒して、室町幕府を開いた人」的な説明を二人でしました。
すると、「そもそも鎌倉が繁栄したのって、いつの時代ですか?室町時代?」と真顔で聞いてくるんです!
これには私もSさんも他の同僚もびっくり!みな異口同音に「鎌倉時代ですよ!」と叫びました。
上司はちょっと赤くなって、「幕府があったんだから、鎌倉時代か…」などともごもご言ってましたが、朝から大笑いしました。
今日一番面白かった出来事でした。

戸を開ける時 - 2017.03.14 Tue

週に2回訪問している一人暮らしの90代女性のお宅へは、私が鍵を開けて入っています。その方は歩行が不安定なので、鍵を開けるために玄関まで出てきていただくことが危険だから暗証番号付きのキーボックスに鍵を入れておいてもらっているのです。
90代という高齢で一人暮らし、歩行もままならない方のお宅を鍵を開けて訪問するのは、いつも少しドキドキします。開けた先で倒れているかもしれないので。

引き戸を開けながら大きな声でまず「おはようございます!」と声をかけ、靴を脱ぎます。
その時点で「はーい」と奥から声が聞こえればホッとしますが、まあ聞こえるのは5回に1回くらい、実際は居室の引き戸を開ける前に再度声をかけた時にお返事が聞こえることが多いです。

今日も、そんな具合に玄関を開け、返事が聞こえなかったので少しドキドキしながら居室の戸の前に立ち、声をかけながら開けました。開け始めると同時に張りのある声で「はーい!」と聞こえたのでホッとしました。
と思ったのも束の間、私の一歩踏み出した足は、カーペットに沁み込んでいた液体をばっちり踏んで靴下がぐっしょり濡れてしまいました。
失禁するような方ではないので、お茶が残った湯呑でも片付けようとして部屋を出る際にこぼしてしまったのではないかとは思いましたが、戸を開けて踏み出した足をどこに下ろしても踏んでしまう位置に仕掛けられた巧妙なトラップのようで参りました。

このことは特に何も言わず、何食わぬ顔で室内に入り、塗れていない部分のカーペットを踏んで歩くうち、半分以上は吸い取ってもらいました(笑)元々カーペットに沁み込んでいた液体だし、場所を変えて戻したということで!そして残りはいつの間にか自然に乾いてしまいました。

リハビリが終わってハンコをもらって挨拶して、丁寧に頭を下げて引き戸に手をかけた時、懐かしいあの感触が蘇りました。
またしても同じ場所を踏んでしまったようです。すっかり忘れて跨がずに普通に歩いてしまったのが情けないです。最初に私が拭いてあげれば再び同じ目に遭うことはなかったんですが、滞在できる時間は限られているのでそうしなかったし、帰りもやりませんでした(笑)
せめてお知らせくらいはしてあげようと、今度こそは「ここ濡れてますよ」と声に出しました。
部屋を出ると板の間だし、後は自分の靴(仕事用)を履くしかなく、泣く泣く履いて帰ってきました。
次からはもっと慎重に一歩を踏み出そうと思います(多分忘れる)

洗車 - 2016.12.30 Fri

今日は仕事納めでした。
非常勤で出勤する曜日が固定なので、カレンダーの並びによってはもっと早く休みに入れる年もありますが、今年は同僚たちと同じ最終日でした。

ここまで暮れも押し迫ってくると、こっちは出勤でも訪問先のご家族はお休みで、すでに団欒モードに入っている可能性もあり、年末の訪問はどうしますか?と少し前にお伺いを立てていました。
人の出入りがあって忙しないのでお休みにしてください、とキャンセルがあったのは一件だけで、他は「来てもらえるなら!」とむしろ歓迎ムードです。

昨日はそのキャンセルになった時間を利用して、給油と洗車に行ってきました。
洗車は、かつては自分たちの手で洗わなければならなかったのですが、白衣を着た人がそれをやったらみっともない、という理由でガソリンスタンドにお任せすることになりました。

でも、これが結構ハードル高いんです。
料金は当然職場持ちですが、だからと言って頻繁に洗車するのも気が引けるし、あまり汚い車なのも病院の看板背負っているのでまた気が引けるし…。その匙加減が難しいです。
また、洗車してもらっている間、待合室で過ごすのも肩身が狭いです。白衣着てるし車には病院名書いてあるしで傍目にはさぼっているように見えるのではないかと思うからです。
業務時間外に行くつもりもないし、業務時間内だと行く暇ないし、という理由もあって(最低20分くらいかかる)、できれば洗車には行きたくないんです。

と、避けているうちに年末が来て、黒い筋が無数についた車のまま新年を迎えるのは体裁も悪いと思い、キャンセルで空いた時間を使ったというわけです。前回洗ったのが半年前だか一年前だか思い出せません。
昨日はサボりに見えないように、仕事用のカバンに入れて持ち歩いている福祉用具のカタログを眺めていました。
最初、待合室は私一人だったのに、どんどん人が増えてきて、隣の席で雑誌読み始めた人もいたし、福祉用具のカタログ眺めていたのは正解さったかも(笑)

終わった時、「すごくきれい!」と感嘆の声を上げたら、スタッフに「もう少し頻繁に洗車した方が良いですよ」と言われました。わかってはいるんですけどねえ。
ちなみにT先輩も昨日の午後同じ所で洗車してもらい、その時は一番安いコースを選んだのだそうです。どんなに一段階上のコースを勧められても頑なに拒んだとか。
私は勧められるままに下から二番目の撥水なんとか洗車にしてました!
コスト意識があるんだかないんだか、わかりませんね。
あ、T先輩も「すごくきれいになりました!」と言っていました。
やっぱりもう少し頻繁に、せめて一年に三回は洗車した方が良さそうです。

囲む会 - 2016.12.13 Tue

今日は職場の忘年会でした。
先週の金曜日にリハ科の忘年会があって参加したのですが、今日は訪問の方の忘年会です。職種が色々なので普段仕事中はゆっくり話せないような人と話せるのが楽しみでした。

会場や日時や会費を示した案内を作ってくれた人がいて、タイトルが『○子を囲む会』になっていました。
○子というのはこの部門で最年長のナースの名です。
「素敵なタイトルですね」と褒めたら、「適当だから気にしないで」と言われました(笑)

一度帰って夕方再び職場最寄り駅まで行ったのですが、会場が駅ビルにあったのでとても楽でした。
クジを引いて席に座ったら、向かいがリハ科のS先輩、左隣がT先輩であれ?いつものメンバー?という感じでした。6人のテーブルはセラピストとケースワーカーと事務だけでナースは一人もいなくて、隣のテーブルは逆にセラピストとケースワーカーがいなくてナースと事務だけに偏ってしまいました。

偏りはあったけど、楽しかったです。
タガの外れたS先輩が生き生き語るのですが、導入は前回同様私への質問でした。今回は「二尋さんはスネイプ先生に会いたくなったらどうしますか?」という相変わらず唐突な質問で、でも私はニヤリと笑い落ち着いて「本を開けばいつでも会えるんですよ」と答えました。そして、それはあくまで導入で先輩は今好きな彼に会いたくなった時を語りたいのだと容易にわかったので傾聴しました(笑)
とあるゆるキャラが好きな同僚にもどうして好きなのか、というかねてから疑問に思っていたことを聴けたし、10年以上前の出来事話題になって懐かしかったし、料理が殊の外美味しかったし、楽しい会合でした。

そうそう、○子さんは『囲む会』の名がついたからか、とても素敵な乾杯の前の挨拶をしてくれました。そして帰り際、なぜか会計役をやってくれて「どうしてこうなった?」とぼやいていたのが可笑しかったです。

わかるわかる - 2016.12.09 Fri

今日、訪問のS先輩とお昼を食べている時、S先輩が唐突にこんなことを聞いてきました。
「まだスネイプ先生のこと好きですか?」
思いがけない質問に戸惑いつつ、そこははっきりお答えしました。
「好きです!今度お誕生日会も企画してます」

「そうか~最近好きな人ができて、自分が変かと思ったけどそうでもないかな」
変 って......。
「誰を好きになったんですか?芸能人ですか?」S先輩は既婚者の女性です。
「最近あるドラマにはまってね。知ってるかな~」と言って見せてくれたスマホの待ち受けには、最近Twitterでよく見る顔がありました。
「あ!星○なんとか、って人ですね!逃げ○○ってドラマの!」
そこで正しい名前を教えてくれながら、今の熱い思いを語り始めたS先輩。
S先輩は割と冷静な人なので、頬を上気させて生き生き語る姿は、見ている私まで嬉しくなるものがありました。
今のドキドキ感、今出演中のドラマ以外の作品や他の活動への興味、昨日は彼が執筆した本を買い求めに久し振りに本屋に行ったという話。どの話を聞いても、身に覚えがあって、「わかりますわかります」ばかり言ってました(笑)

昨日はSNSで繋がっている友達とこの話題で長いこと話し込んで、ちょっと異常じゃないかと思ったそうです。
「いえいえ、普通の反応ですよ」
よく見る光景ですよね(笑)

「この話、他に誰かにしましたか?」
「職場では初めて」
「タガが外れましたよ、これできっと。私はまず娘に話し、次に○○さん(同期同僚)に話したら、堰を切ったように想いが溢れてきて止められなくなりました。そのうち有り余るエネルギーを持て余して何か行動するかもしれませんよ。妄想を小説に書くとか」」
「割と妄想する方だからあり得るかも!」

先輩は、この「好き」という思いのおかげで、些細なことが気にならなくなったと言います。
それもわかります。他の些細な事柄に注意が向かわなくなるのもありますが、外からのストレスを内側から跳ね飛ばすイメージ、内側のエネルギーが余計なものを弾くイメージ、というのが二人で一致した意見です。

接種後の注意 - 2016.11.15 Tue

今日、インフルエンザの予防接種をしました。
職場でのインフルエンザの予防接種、みんないっぺんに行うのではなく、1週間くらいの定められた期間に数人ずつ打ってもらいます。私は今日か木曜日のどちらかということになっていたのに、すっかり忘れていて、帰りにジムに寄る気で着替えと上履きを持って出勤してしまいました。

接種後の注意に「激しい運動をしてはいけない」とあるのは知っていましたが、「激しい運動」とジムでの筋トレとは結び付いていなかったんです。だから、今日予防接種することになったとわかっても、ジムに行けなくなったとは思わず、同僚たちに、「ジムはだめでしょう」と言われ、ようやくそれもそうだな、と思いました。

今日、予防接種前に診察してくれた医師は、初めて見る顔でした。
比較的若いけれど、しっかり問診票を見て、しっかり診察してくれて、しっかり注意もしてくれました。
「いつも通りの生活をして良いけど、スポーツジムに行ったり、お風呂で注射部位をこすったり、熱いお湯に長く浸からないように」との注意で、スポーツジム名指しで来たので、完全に諦めました。
しかもその後、「二尋さんはお酒を飲みますか?」と聞いてきて、「飲みます」と答えると、「いつもよりたくさん飲んだりしないでくださいね」と言われました。
予防接種後の注意でお酒のこと言われたの、初めてのように思います。
言いつけを守り、今夜お酒はいつもと同じくらいにしておきました(笑)

のんびり女子旅(薬師温泉)2 - 2016.11.08 Tue

散策から戻ると作務衣に着替えました。浴衣と作務衣と両方用意されていたんですが、夕食は炉端焼きでかなり燻されるとのことだったので、浴衣が煙臭くなるよりは作務衣が煙臭い方が良い、との判断でした(笑)
作務衣になると、みななぜかストレッチを始めたり座禅を組んだりしたのが可笑しかったです。
温泉に入った後、夕食の会場に出かけました。
私たちの部屋は5階で、夕食会場は1階、エレベーターで降りた時にパペットスネイプ先生を連れてくるのを忘れたことに気付き、「まあ、いいや」と言ったら、皆が「絶対取りに戻るべきだ」と言ってくれて、戻りました。しかもYちゃんが一緒に来てくれました。みんな、本当にありがとう!

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準備された食材

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山葡萄の食前酒と
おおー!血のように赤いお酒はスネイプ先生に似合いますな。

せっかく取りに戻ったパペットスネイプ先生ですが、この他何枚か食前に写真を撮っただけであとはしまい込まれました。煙に燻されたらいやですから。

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梅酒のオンザロック
これは旅行特典で、他に杏子酒と柚子酒(ウェルカムドリンクと同じ)が選べました。
あと、地ビールを何種類か飲みました。

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箸置きが煮干し!
煮干しが箸置きなんて初めて見ました。最後にはこれも食べてしまいました。

この夕食時、私達のテーブルは研修生の若い男の子が担当しました。
研修生が付くことに対して了承を求めるベテランのスタッフの言葉は、私たちが実習生を患者さんに紹介する時の言葉と同じで、みんな「どうぞ!どうぞ!」と喜んでOKしました。
この研修生の緊張っぷりが痛々しいほどで、多分マニュアルにあるであろう口上をたどたどしく述べる様子に「うん、わかったからもういいよ」と言ってあげたくなる感じがさらに既視感がありました。

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肉を焼いてくれる彼
この煙!パペットスネイプ先生をしまっておいて良かった。

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上州うどん

彼がこのうどんを取り分けてくれたのですが、汁を注ぐ際、器を伝って彼の手にじゃばじゃばかかってしまいました。ビクッとして「あちっ!」と言いましたが、作業はやめません。みんなが手を心配する中、継続して再び手にかかりましたが、結局やり切りました。

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灰の上にこぼれたうどんの汁
経験を積んで、いつか貫禄あるベテランに成長することを祈っています。

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デザートの梨と柿とぜんざい

すっかり燻されて部屋に戻った私達、再びお風呂に行って洗い流し、浴衣に着替えてさっぱりした状態で部屋で再びアルコールを少々とお茶を飲みながら語り合いました。
この時の話題が、今まで一番感動した映画、今はまっていること、これからやりたいこと、好きなもの、人生の目標、短期目標、などを順番に発表していく形で、面白かったです。前回は普段言えない悩みを言いっこして、それも良かったのですが、新たな一面を知る前向きな話題、とても良かったです。

朝は7時に起床、宿泊棟とは別にある薬湯に入りに行きました。
私達以外誰もいなくて広い湯船が貸し切りでした。
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湯上りサイダー
これも旅の特典だったかな

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豪華な朝ごはん!

和食か朝食か各自選べましたが、みんな和食を選びました。そして、それは正解だったと思います。
一杯目は雑穀の入ったご飯にとろろ汁をかけて、二杯目は白いご飯を卵かけごはんにして食べました。とても美味しかったです。

今回の女子旅も温泉食事、おしゃべり全てが充実していて良い旅でした。

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