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2007-08

ハリー・ポッター最終巻を買いにイギリスへ(7/20⑤) - 2007.08.03 Fri

入口で、添乗員のTさんから裏返したバッジを渡されました。
組分けされるのです。Tさんが、せっかくその姿だからと、スリザリンバッジを探してくださったのですが、既にTさんの手の中にはなく、結局無作為で選びました。ハッフルパフでした。友の会のメンバーの数人が同じ寮でした。
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ハッフルパフのバッジ

書店の店員さんは、ハリーやリータ・スキータ、金のスニッチ、ドビーなど、趣向を凝らした仮装をしています。
ハッフルパフの部屋に案内され、円形に並べられた椅子の一つに座ると、一つの椅子に仮面を被った男性がいて、私達日本人に英語がわかるか聞きました。
ゆっくりでないとよくわからない、というようなことをメンバーの一人が説明したら、これからお話をするので、わからなければ他の部屋に行っていいよ、というようなことを言われました。
ひぇ~。まるで前回のガイドツアーを断られた時みたい。
ハッフルパフにすら受け入れてもらえなかったという挫折感もありましたが、あわよくばスリザリン寮に紛れ込めるかも、という期待もあったので、部屋を出ました。

外のスタッフに理由を話すと連れて行かれたのは、マジックをやっているグリフィンドールの部屋でした。つくづくスリザリンとは縁がありません。スリザリンのローブを着た10歳くらいの少年も混じっていました。
君もか!と思って親しみを覚えました。
友の会のスネイプ先生好きな方もそこにいて、一番この部屋にふさわしくない者が紛れ込んでしまったとつぶやき合いました。
そこでマジックを見せてもらった後、O.W.Lテストを受けました。
質問は読めましたし、答えのほとんどがわかったのですが、英語の綴りがわかりません。
例えば、「ハリーが二年の時の闇の魔術に対する防衛術の教師は誰か」といった設問があっても、ギルデロイの綴りなど全く思い出せないのです。ロンの家の通称とか、本屋の名前とか、日本語でなら書けても、英語で答えるのは困難でした。Tさんが傍についていて下さって、私達の発音を聞きながら、考えられる綴りをこっそり書いてくれたりしましたが、果たして結果はどうだったのでしょう?提出しましたが、今となっては、結果もわかりません(持ち帰ればよかった!)
ちなみに最後の設問は、数字で答えれば良いものでしたが、クィディッチの反則の数は?というもので、それは覚えていませんでした(泣)

発売までの時間、他の部屋も見て回りました。
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店内のディスプレイ 店員さんも三角帽子をかぶっています。

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何やら液体が入った瓶の置かれたPotions Class
テーブルの上に置かれているのは、クロスワードパズルの問題でした。
他のテーブルには、呪文学の問題などがありました。

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ちゃんと封蝋にHの印で封印されている羊皮紙風の問題用紙 
 
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呪文学の問題とクロスワードパズル

発売開始時間が間近になると、積んである本のそばに移動しました。
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シートが被せられた本の山
発売開始時間と同時に封が切られることになっています。

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ピントが合っていませんが、向かって左が子ども版、右が大人版の本の山

私には、少し前から気になっている男性の店員さんがいました。
長い黒髪にべっとり何かを塗りつけているので、もしかしたらスネイプ先生?と思うのですが、体格が良いので、ハグリッド?という気もしました。後に皆さんとも話題になり、やはりスネイプ先生ではないだろうかと意見が一致しました。

12時1分が近付くと一人の店員さんが電話の時報を聞き始めました。
そして、カウントダウンが始まり、動画で撮影しつつ、私も唱和して、ついにその時がやってきました。
スネイプ先生もどきの店員さんが封印を解きました!
飛ぶように本が人々の手に取られていきます。

DSC00525-20070721.jpg   DSC00526-1.jpg
騒然としている中での撮影    実際飛んでいる本

私も1冊、大人版をつかみ、レジへと急ぎました。たちまち列が長くなりましたが、私は比較的前の方でした。£17.99が£5引きになっていて、£12.99(約3400円)でした。
私は£13を出そうか迷ったのですが、お釣りがない方が助かるだろうと、細かいお金を用意していました。
が、間違って£12.90用意していたので9ペンス足りません。
慌てて13ポンドに変えようとしたら、そばにいた添乗員のTさんが、「(財布の中の)小銭を全部出して!」と言ったのでそうしました。その中から、9ペンス選んで出してくれましたが、かえって時間がかかったうえに、手間取らせて申し訳なかったです。

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戦利品とスネイプ先生 本には£5 offのシールが見えます
オレンジ色の紙袋は、ブルームズベリー社の限定品で、列の後ろの方の人には行き渡りませんでした。

友の会の皆さんが揃うまで、さっきのハッフルパフの部屋の椅子で待ちました。
中には既に読み始めている方もいて、私も一ページ目を開けました。
が、思いなおしてすぐ閉じました。やっぱりゆっくり腰を据えて読みたかったのです。
皆さんが揃うと、その部屋で全員で記念撮影をしてから帰りました。
寒いだろうからと、マントの下にスプリングコートも着ましたが、ちょうど良いくらいの気温でした。すっかり気分が盛り上がっていたので、マントを翻して夜中のエジンバラの街を歩いてホテルに向かいました。
途中、何度も皆さんから「マント引きずってるよ」と指摘され、その度たくし上げるのですが、夢中でしゃべっているとまた引きずってしまうのでした。しっかりエジンバラの歩道の掃除をしてきました。
その姿で部屋に戻りました。12:50になっていました。

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