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2017-05

とんがり帽子 - 2008.12.14 Sun

ハリー・ポッターの2巻を読み返していてこんな描写がありました。

ホグワーツ生の黒いとんがり帽子が立ち並ぶその隙間から、おずおずと行列して大広間に入ってくる一年生の長い列が見えた。(2巻5章p.113)

ハリーが2年生の時、フォード・アングリアに乗ってホグワーツに到着し、窓越しに新学期の歓迎会を覗いている時の描写です。
ここで気になるのが、黒いとんがり帽子が立ち並んでいること、です。
あまり描写がないのでうっかり忘れがちですが、どうもホグワーツ生は普段からこのとんがり帽子をかぶっているのではないかと思いました。
一年生の時の持ち物欄に「普段着の三角帽(黒) 一個 昼用」と書いてあったことでもあるし。
授業中の描写もありました。呪文学で『追い払い呪文』の練習中でロンがクッションを『追い払い』した場面の描写です。

クッションは宙を飛び、パーバティの帽子を吹っ飛ばした。(4巻26章p.189)

始業式などの特別の日でなくても、授業中生徒たちは普通に帽子をかぶっているということですね。
確認したわけではありませんが、映画でも1作目では三角帽姿も見られたのに、その後はあまり見なくなった気がします。

本でも映画でも割と適当に扱われ方がちな三角帽ですが、セブルスも学生時代はかぶっていたかもしれない、と考えるとドキドキします。
もっとも、三角帽をちゃんとかぶっていたりしたら、ジェームズに逆さづりにされた時に真っ先に落としそうです。いや、それ以前の妨害の呪文で撥ね飛ばされた時に落としてしまっているかな。その記憶の中の学生たちの頭の描写にも帽子など載っている気配などまるでないし。

学年が上がるにつれて身につけなくなる類のものでしょうか。
日本の学校でも、低学年ほど校則に則った服装をしているけれど。
だとしたら、7巻33章の記憶の中の1年生姿のセブルスの頭には帽子が載っていたかもしれません。
いち早く制服に着替え、リリーを探して列車の通路を急ぎ足で歩くセブルスの頭にも、リリーの組み分けの結果に呻くセブルスの頭にも、黒い三角帽子があったかもしれないと思うと、可愛くてたまりません。

いつまでかぶっていたのかなあ。
律儀に高学年になってもかぶっていたかもしれません。
きっと髪の脂も額の汗なんかも染み込んで。
その帽子とか、昔の制服とか、スネイプ先生はどう処分したのでしょう。
不要なものは躊躇いなく捨ててしまったでしょうか。
それともスピナーズ・エンドに持ち帰って仕舞い込んだかしら。
帽子ひとつで想像が膨らんで楽しいです。

● COMMENT ●

帽子

後の巻では帽子にローブといういかにも魔法使いという格好が薄らいで(映画の影響もあるかな)いるように感じます。
1巻でハリーに会った魔法使いもスミレ色の帽子をかぶっていましたし、三角帽は正装なのではないかなあ~と感じます。
(でもファッジは山高帽でしたよね)
スネイプ先生もかぶっていたら、ねっとりした黒髪は目立たないような気もします。

描写

私も三角帽は、正装かなと思いました。
plainは翻訳では「普段着の」となっていますが、質素な、飾りのないとも訳せますよね?となると、授業中吹っ飛んだパーバティの帽子は何?ということになってきますけど。

本当に映画ではローブ姿すら少なくなりましたね。
本でも帽子の描写は少なくて、かぶっていないかのような気もしますが、時々唐突に上記のような描写があって「ああ、かぶってたんだな」と思います。
スネイプ先生については、帽子に関する記述はありませんでしたが、フードはかぶることがありましたね。その辺もちょっと気になります。


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