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2017-08

口調 - 2011.04.20 Wed

誕生日にいただいた英文のメッセージがスネイプ先生っぽい言い回しだった、と書きましたが、スネイプ先生らしい口調って何だろう?と思いました。
日本語なら、「我輩」が主語で、語尾が「~(の)だ」「~だが」「~かもしれぬ」という感じ。素っ気ないというか、簡潔というか、余計なことを言わない感じ。
多分、英文も同様で、松岡さんもそう感じたからこそ、日本語に置き換えた時にそういう口調になったのだと思います。

原文の長い演説のような文章からは、私はスネイプ先生らしさを感じるほどの英語力はないのですが、きっと英語力のある人なら、その韻を踏んだ美しい文章からも、スネイプ先生らしさを感じることができるのでしょう。羨ましいです。

私が原文を読んでいて、減点を言い渡す時以外で「あ、スネイプ先生らしいな」と感じたのは、文章になっていない、単語だけの言葉の時でした。
6巻で闇の魔術に対する防衛術の授業で、ハリーが自分にはsir(先生)をつける必要はありません、というような無礼なことを言った時。
‘Detention, Saturday night, my office’(UK版p.171)(罰則。土曜の夜。我輩の部屋:6巻9章p.273)と実に短い言葉で罰則を言い渡した時など、「おお!簡潔!」と、ときめきました(笑)

子ども時代の口調は、当然大人になってからのものとは違うと思うのですが、英文ではその違いは‘Yeah?'くらいしか認識できなかったのが残念です。
日本語訳では、「そうなんだ」「~してくれるんだ」のような「~んだ」が大人時代には決して使われることのなかった言い方だと思います。大人になってからは、「~なのだ」になっています。
それでも、子ども時代の日本語訳に、ジェームズやシリウスとは違う雰囲気を感じるのは気のせいでしょうか?
何というか、会話でありながら、ちょっと独り言めいているというか。
大人になってからも日本語訳からはそんな印象を私は受けます。
他人に語りかける、という感じではなく、自分に言っている、自分で確かめている、という印象です。
上手く言えないけれど、私は「ですます調」の文章は他人に読まれることを意識した文章、「である調」は、自己完結型の文章、と感じるのですが、スネイプ先生の口調も後者に近い気がします。他人に口を挟まれたくないというか。あくまで私の主観ですが。

原文だって、もっと英語力があれば「簡潔」以外にも感じるものがあるでしょうに、そこを感じ取れないのが、とても残念。
本当のスネイプ先生の言葉から、もっと色々感じ取りたいです。

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