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2017-08

誤算 - 2012.03.30 Fri

もう一つのブログの方にいただいたコメントにお返事するうちに、また新たな疑問が生じてきました。スネイプ先生に関する疑問ではありません。
もしかしたら、既にどこかで話題になっていて解決済みのものかもしれませんが、とりあえず疑問に思ったことを書いておきます。

それは、ニワトコの杖に関するダンブルドアの計画のことです。
元々、ニワトコの杖に関する計画では、ドラコは関わってこないはずでした。
ドラコが関わったために、杖の忠誠心がドラコに移り、その後ハリーがドラコを打ち負かしニワトコの杖の忠誠心までハリーに移動したために、ヴォルデモートとの戦いでハリーは勝ちました。
つまり、ハリーの勝利は、ダンブルドアの誤算によって初めて成り立ったことになります。
では、もしダンブルドアの計画通り事が運んでいたら、ハリーは一体どうやってヴォルデモートに勝利する手筈になっていたのでしょう?

そもそも、最後の持ち主が敗北しないままで終われば杖の魔力が失われるというのも、ダンブルドアの思い込みということはないでしょうか?
今まで何度も歴史上の空白がありながら再び現れた杖は、“最後の持ち主”が敗北しないまま死んだ後に、再び誰かに忠誠心を持った、とは考えられないのでしょうか。
確かにダンブルドアが死んでからは、誰にも所属していない状態にはなるでしょうが、ヴォルデモートの手に渡ったことで新しくヴォルデモートに忠誠心を持つことだってあり得たのではないかという気がします。
ダンブルドアが考えたように本当に誰にも所属しない杖のままだったとしても、ハリーとヴォルデモートが戦った時、杖はハリーに味方するわけでもないので、ハリーは負ける可能性も高かったのではないかと思うんです。
それとも、平凡な杖になるのではなく、ただの棒切れになってしまって、全く魔法が使えなくなるということでしょうか。
でも、それだったらかなり早い時期にそれに気付き、使い物にならない棒切れを使い続けるとは思えません。

その辺、ダンブルドアはどう考えていたのでしょう?
ハリーを含めホークラックスさえ破壊できていれば、後は他の強力な魔法使い(スネイプ先生は含まれないでしょうけれど)、例えばキングズリーなどがヴォルデモートを倒してくれると思っていたのでしょうか。
考えるほど、ハリーが勝てる見込みが少ない気がします。
まさか壮大なダンブルドアの計画は、最後の詰めが甘かった、というわけではないと思うんですが…。

● COMMENT ●

本当に最強?

 こんにちは。二尋さんの疑問に「そういえばダンブルドアどうするつもりだったんだろ」と時々思い返していたら「そもそも」、と、あることが頭をよぎってしまいました。
 そもそもニワトコの杖ってそんなに強いのでしょうか。逆に言えば、持ち主になった人は次々打ち負かされているわけで・・・。
 しっかり読み返していないので、何とも言えませんが。

杖の所有権

杖の所有権の仕組みって、考えると色々疑問が出てきますよね。
ツッコミ所がいっぱいというか。
むしろ最強の杖だからこそ、あの程度しか持ち主が変わらなかったような気もします。つまり、杖の所有権の移動は日常茶飯事で、他の杖なんて、誰が持ち主か実はわからないんじゃないかと思ったり。
だって、殺人や武装解除だけでなく、手からもぎ取ったって所有権は移動してるんですもんね。

二尋さん、こんにちは。
日々読ませていただいていますが、コメントしようと考えているうちにどんどん古い記事になってしまいました。

ダンブルドアの計画ではニワトコの杖はダンブルドアの次の所有者を認識することなく、ヴォルデモートの手に渡っても、ハリーとヴォルデモートとの戦いにニワトコの杖の本来の力は発揮されないはずでした。

ダンブルドアはハリーが死に立ち向かうときは、リリーがハリーを守ったように、みんなを守るために自分を犠牲にするだろうと読んでいたのだと思います。
そうすれば、ヴォルデモートはハリーが守ろうとした人々を傷つけることが出来ず、多勢に無勢でヴォルデモートを倒せると勝算をもったのではないでしょうか。
ダンブルドアの中ではハリーは生き返るかもしれないと思っていたけれども、生き返らない可能性もあると思っていたのだから、ハリーがそのまま死んでしまったとしても、ヴォルデモートを倒せるよう考えていたはずなので、だとすれば、それしかないかなぁと思います。

ヴォルデモートが誰も傷つけることが出来ないと知れば、死喰い人たちもヴォルデモートから離れていくかもしれません。
ニワトコの杖がなくても、勝ち目はあったと思います。

>songさん

songさん、こんにちは~ 日々読んでくださってありがとうございます!
毎日更新していると、あっという間に前の記事が古くなってしまいますよね。
時には立ち止まってみたいとも思うのですが、思いついたことを書かずにはいられなくて。

songさんのおっしゃっている意味は、「他の強力な魔法使いが倒してくれる」の一部に含まれると考えてよいのでしょうか。一人ではなく複数ではあるかもしれないけれど。
ハリーが守ったであろう魔法使いたちが、大勢で立ち上がれば、きっと倒せるだろう、という意味でしょうか。
とすると、やっぱり「誰が何をする」という意味ではとても不確かな計画だったような気がします。ハリーやスネイプ先生に与えた役割が緻密な計画の下にあったのに比べて。
「次はこうする」という具体的な計画が定まっていなかったとすれば、後のことは運を天に任せる、的な詰めの甘さを私はどうしても感じてしまいます。

そして、この記事は古くなってしまいましたが、コメントをいただいてお返事したり、自分の想像を広げていくうちにまた新しい考えが浮かんできたので、近々記事にまとめますね。

>songさんのおっしゃっている意味は、「他の強力な魔法使いが倒してくれる」の一部に含まれると考えてよいのでしょうか。一人ではなく複数ではあるかもしれないけれど。

だいたいそうです。私のイメージでは複数も複数、大勢です。
そして、魔法使いだけではなく、ダンブルドアの遺志を継ぐあらゆる種族がヴォルデモートを滅ぼす壮大なラストもよいな~と想像したりします。
ニワトコの杖のからくりで話はとても面白くなりましたけど、ちょっと強引ですし、このラストの方がダンブルドアが目指したものが分かりやすく伝わると思います。(もちろん原作あっての想像ですけども)

>「次はこうする」という具体的な計画が定まっていなかったとすれば、後のことは運を天に任せる、的な詰めの甘さを私はどうしても感じてしまいます。

でもハリーも分霊箱ではなくニワトコの杖を追う可能性もあったし、スネイプ先生も常に相当危険な立場に身を置いていたし、ダンブルドアは割といつも運を天に任せてます。というより…信じてるのかな。
きっと最後も、自分がホグワーツで導いてきたことを皆が受け継いでくれると信じていたのではないかなと思います。
でも、計画という目で見れば確かに詰めが甘いですね。


Plan

songさん、再度コメントありがとうございます。
>大勢
なるほど、その方がずっと良いラストに私も思えます。
誰か一人の英雄が名を残すよりずっと好みです。
むしろ、ハリーを生かしたままそうして欲しいくらいですが、それは難しかったでしょうね。

>ダンブルドアは割といつも運を天に任せてます。というより…信じてるのかな。
信じているように見えます。少なくとも、最後の部分以外は。
ハリーがニワトコの杖を追わず分霊箱の方を求めたのも、やはりダンブルドアの計算のうちで信じていた通りになったように私には見えます。ハリーの性格やハーマイオニーの助言まで含めて読んでいたように見えます。
他にも、ロンの行動を読んで火消しライターを渡したり、ナギニが保護されるようになったらハリーに真実を話せとスネイプ先生に言ったり、ものすごく細かく未来を読んでいるように見受けられます。
そしてその割には、本当は何をしたかったのか、誤算(The Flaw in the Plan)でなければどうなったのか、読者の共通認識となるものがないのが残念な気がします。
もちろん、読者がそれぞれ自由に想像できる余地があるのは良いことですが、「Plan」と名付ける以上、そこは明確な答えが欲しいと思います。


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