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2017-08

その後のあれこれ - 2012.10.21 Sun

今回、父の葬儀を行って、それがどんなに大変なことか思い知りました。
2年前に義父が亡くなった時は、私は体調が悪くて、ほとんど事務的なことを手伝えなかったので、実質今回が初めてで、しかもかなり責任が重い立場にありました。

最初に葬儀社を決めないと、病院から遺体を家に連れ帰ることすらできません。
まずはそこからスタートです。
私はたまたま近所の葬儀社の会員になっていたのでそこを選び、結局全部で25万円の値引きがあって幸運でした。

その後は葬儀社の担当の方が、実に手早く的確に物事を進めていくので、要所要所で判断を迫られるものの、流れに乗っていく感じで、一つずつ事は済んでいきました。

一度家に帰った父の身体が、翌日、通夜のために家を出る時、突然台所で大きな音がしました。飛んでいくと、流しの上の戸棚が開いて、空のタッパーが落ちていました
そんなところ、今まで勝手に開いたことがなかったので、一同騒然となりました。

その後、父を乗せたストレッチャーが玄関に差し掛かった時、今度は洗面所で大きな音がしました。
私と妹と姪が駆けつけると、洗濯機の横に置いてあった洗濯カゴが大きく傾いていたものの、特に何かが落ちてきたわけではない様子で、何が音を立てたのかわかりません。しかし、その傾いた洗濯カゴは、私たち三人が見守る中、静かに元の位置に戻っていきました。誰も手を触れることなく
子や孫たちが大騒ぎするのを見て、葬儀社の方(私よりだいぶ若い人)は、苦笑していました。というか、笑いをこらえていたような気も…。
私が「洗濯カゴの中には、さっきまでお父さんの身体にかけてあったタオルが入ってた。それはドライアイスが乗ってて冷たかったから、洗濯カゴの下にあったビニール袋になんらかの物理的な影響を及ぼしたのではないか」と声を張り上げて意見したものの、娘に「わかったわかった。またお母さんは。空気が読めないんだから」と言われ、みんなの盛り上がった気分をぶち壊しにしてはいけないんだな、と理解しました

夫と義弟が受付を手伝ってくれましたが、基本的に事務的なことは私と妹でほとんどすべて行いました。
お通夜の後、私と母と妹の3人は葬儀会場に泊まりましたが、疲れていたのに頭が冴えてほとんど眠れませんでした。
頭が冴えたのは、普段と違う分野で頭を使ったのと、翌日の告別式の最後、出棺の時の挨拶を私がすることになっていて、横なって目を閉じるとその挨拶の言葉をどうしても考えてしまうからでした。
ほとんど眠れなかったけれど、うちの子供たちが期待するような出来事は起こりませんでした。

翌日の告別式では、なんとか自分の言葉で父や会葬くださった方への精一杯の気持ちを表すことができたと思っています。
火葬中に会食をし、私はご住職の隣に座って、なんとか会話を繋ごうと努力しましたが、そのうちその必要がないくらい興味深いお話になりました。
離れた席に座った長男が漏れ聞こえてくる話に興味を持ったらしいので、四十九日の時は、ご住職は長男に任せ、私はお酌に回ろうと思います。

火葬後は、義父の時と同様、お骨以外の、体内に埋め込まれていたものの確認をしてしまいました。
その後骨壷を持つのが老いた母に代わっての私の役目でしたが、重いのなんの、痛めた手首が悲鳴をあげていました。「これが人の命の重みなんだな」と言いつつ、(ツボが重いんだな)と思ってました


葬儀が終わってからの諸手続きがたくさんあるとは聞いていましたが、これほどまでとは!
保険証の類を返したり、カードを解約したり、公共料金の名義を変更したり、年金や保険の手続きをするためにまずは色々な書類を揃えたり、四十九日の手配をしたり…。
仕事帰りや休日は実家に入り浸ってそれらの後始末に追われることが現在進行形で、一体いつまで続くのか、ちょっと途方に暮れています。

そんな中、今日、ちょっと素敵なことがありました。
近所の大型スーパーの中のお茶屋さんの店長さんが弔問にいらしたのです。
父はその店の常連で、お茶とコーヒーを買いに行っては、しばらく雑談してくるのが楽しみだったようです。
今回、お香典返しの品のリストの中に、そのお茶屋さんのお茶があったのでそれを選んだら、納品に来た方が遺影を見て父だとわかり、店長さんに報告したようです。
お線香を上げに来てくださった時、遺影の前にはちょうど今朝淹れたばかりのその店のコーヒーが供えてあって、良かったです。
でも、お香典返しは後日お菓子でも届けようと目配せし合いました。だって、用意していたのはそのお店のお茶だったから(笑)

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