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2017-10

避難訓練 - 2012.12.12 Wed

母が昨日から入院していて(元々予定されていたものだったけど、父の死で延期されたもの)、今日、面会に行きました。
母の顔を見てからすぐに、イヤホンなどを買うため1階にある売店に行きました。
買い物をして戻ろうとエレベーター前で待っていたら館内放送が入って、「これから火災時の避難訓練を行う」と知らされました。火元は母のいる7階の病棟だということでした。

エレベーターが来て乗ったのは良いけれど、ちょっと7階のボタンを押すのが躊躇われました。
でも、他に行くところがあるわけでもないので7階に戻りました。
母のベッドのある大部屋に入ると、「訓練、訓練~○棟7階で火災が発生しました。職員は~してください。患者さんは職員の指示をお待ちください」と館内放送が入りました。
どうやら、私も面会者としてよその病院の訓練に巻き込まれてしまったようです。

しかし、待てど暮らせど「職員からの指示」は来ません。
病棟もしーんと静まり返っています。
私が思わず母に向かって「誰も来ないね」とつぶやいたら、隣のベッドの方が「そうだよ!これじゃ私たち焼け死んじまうよ!」と言って部屋の中に笑いが広がりました。
そのうち廊下が騒がしくなって、患者らしき人を担架代わりのシーツにくるみ、4人の職員が四隅を持って非常口に向かって小走りに通り過ぎて行きました。他のスタッフも数人一緒に早足で非常口を目指して“素通り”していきました。
そしてそのまま、何の連絡もないまま、訓練は終了しました。

なるほど、あくまで職員のための訓練であって、患者さんを実際に動かすことはないのですね。考えてみれば勤務先の病院でもそうでした。
が、今回は患者とその家族の立場から避難訓練を見たので、「職員の指示をお待ちくだい」と言われて指示を待ってしまったのです。
たぶん「訓練、訓練」に続く指示は全て職員宛てのもので、「患者さんは~」以降も気にする必要はなかったのだと思います。
でも、患者側からしたら「患者さんは職員から指示があるまで待て」と言われたのだから何か声かけがあるだろうと待ちますよね。

この訓練後、引き続き職員の何人かは集まって反省会をするらしいことが館内放送からわかりましたが、患者側から何か一言でも言う機会がない限り、「患者さんにはお騒がせしてご迷惑をかけた」程度の認識で、「無駄に指示待ちをさせた」とは思ってないでしょう。
たとえ避難の指示は出さなくても、各病室を回って「安全ですからこのままで」などと声をかける必要はあったと思います。その人員を確保することも含めての訓練じゃないかと思いました。

おかげで私も良い体験ができました。
早速明日、勤務先でも確認してみようと思います。

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