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2017-08

ハリー・ポッター魔法生物大図鑑 - 2015.09.14 Mon

先月、ポスターコレクションの本を買ったと書きましたが、一日遅れで『ハリー・ポッター魔法生物大図鑑』も手に入れていました。忙しくて中身をちゃんと見ていなくて、今日、やっとゆっくり見ることができました。

4863892985ハリー・ポッター魔法生物大図鑑 (ハリー・ポッター大図鑑)
ジョディ・レベンソン 宮川 未葉
静山社 2015-06-12

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この本、本当に素晴らしいです!
私はむしろ映画は重きを置いていなくて、キャラクターや架空の生物などの映画のビジュアルを“公式”と呼ぶことに抵抗があるのですが、この本を見ると、同じ作品を愛するファンとして、同列に立った製作者の視点が見えてくるように感じました。つまり、ファンアートの一つとして心から楽しむことができたのです。

魔法生物の外見の特徴を原作の描写から抜き出し、神話などの情報や各自のイメージを組み合わせて、独自の世界ができています。ハリポタオリジナルのものだkでなく、ケンタウロスやドラゴンや人狼など既に人々にはある程度のイメージのあるものも、オリジナリティーを出そうと色々工夫されていることを知りました。

以下、畳んでいませんが、少々ネタバレがあるのでお気を付けください。


外見だけでなく動きも、工夫されていて、ケンタウロスのある反応については、馬と人間の動きの両方を取り入れているのだとか、ナギニはニシキヘビとアナコンダの特徴を備えているとか、知らなかったことも色々あって興味深いです。
また、コンセプトアートには魔法生物単独の姿もあれば、キャラクターと一緒にいる物語の一場面が描かれていたりします。そんな中にスネイプ先生の姿がないか探したのですが、見つけられていません。三頭犬やナギニのページにも見ることはできませんでした。もっとも、ナギニと一緒にいるスネイプ先生の絵は、目をそむけたくなる類のものでしょうから、無くて正解ですが。
亡者の絵は本当に怖いです。ゾンビに見えないよう苦労したそうです。亡者に囲まれたハリーとダンブルドアのコンセプトアートが秀逸だと思いました。
あと、夕暮れ(?)の空を背景に、吸魂鬼が正面を向いて静かに浮いている絵がものすごく怖かったです。寒々とした気持ちというか、静かな恐怖にじわじわ侵されていく気分がしました。

映画の演出としてハッとさせられたのは、ルーピンとグレイバックの二人の人狼の違いです。
ルーピンの方は、変身後もどこか人間らしさを残している一方、グレイバックは変身していない時も獣っぽいのです。
映画のアズカバンの囚人を見た時、ルーピンの変身した人狼があまりにもぬめっとした感じだったのに違和感を覚え、狼と人狼を見分ける方法などが出題されるくらいなのに、と不満に思ったものですが、「ルーピンだから」こそあの姿だったとするなら、それはすごく考えられていると思いました。厳粛さと悲しみを感じさせるようなデザインなのだそうです。当日に飲み忘れたとはいえ、少なくともそれまでの六日間は、飲み続けていたのだし、人間っぽさがあるのも頷けました。

そんな製作者の考察も見られるので、ものすごくお勧めです!

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