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2017-09

山菜の思い出 - 2016.03.15 Tue

患者さん宅に、食べるにしては育ちすぎたフキノトウが、小さな花瓶に挿してありました。
フキノトウの話題から、話しは山菜採りの話に移っていき、話しているうちに自分でも忘れていたような思い出が蘇りました。

物心ついた頃には毎年のように、4月の終わり~5月の初め頃、親戚に山菜採りに連れて行ってもらっていました。
主にワラビを採るのが目的でしたが、山ウドや、タラの芽なんかも採っていました。
私は、食べられる物を自分で採るのが嬉しくて、夢中で採りました。

小学校の高学年になる頃にはもう親戚宅にもあまり足が向かなくなりましたが、山菜の類に興味がなくなったわけではなく、生えていそうな場所に行くと血が騒ぎました。なにしろ普段は海に近い無機質な団地住まいでしたから、野草は採集できても山菜はなく、憧れでした。今でも、食べ頃のワラビを電車や車の中から偶然目にするとわくわくします(笑)

私が高校生の頃、市内のもう少し山側に引っ越しました。今の実家です。
そこは山を切り崩して作った街だったので、引っ越した当初はワラビなども結構空地に生えていました。
私が気になったのは、自宅のあるマンションに一番近い交差点の歩道部分。
そこに背の低いツツジか何かが植えられていたのですが、ツツジとは違う一見雑草に見えるものが生えていて、それがどうもウドの葉に見えたので、葉をちぎって匂いを嗅いだら、紛れもなくウドの香りがしました。

多分山を造成した時、根が生き残っていたのでしょう。
でも、ご近所の人は気付いていないようでした。
当時でさえ、私達の住む街では山ウドなど目にしたことがない人が多かったようだし、ウドを知っている人だってまさか街路樹に紛れてウドが生えているなんて気が付かなかったのでしょう、どんどん大きくなっていきました。
私は朝夕の通学時に眺めて、その成長を楽しく見守っていました。

ところがある日、そのウドは根こそぎ掘られてしまっていました。
やっぱり私以外にもウドの成長を見守っていた人がいたんだな、残念だなあ、こんなことなら私が先に採ってしまえば良かった、などと思いながら帰宅しました。
そして、そのウドを掘った人が、私の父だと知ったのです!!!
父もウドの成長を密かに見守っていたのでした。
持ち帰ったウドは一部食べたのかどうか記憶が定かではありませんが、少なくとも大部分は庭に植えられ、その後毎年庭から出てくるようになったのでした。(多分、今はもうないと思うけど)

● COMMENT ●

わたしは海に縁のない暮らしをしているので、二尋さんのお散歩や海岸、貝殻などの話題に惹かれますね!
山菜は身近ですが、全然取らずにいることも多いです。わらびは塩漬けしておいたものを塩抜きして煮たもの好きですが、自分で作ったことはなく、ご近所で頂いては美味しいと思うばかり。
山うどもお好きなのですね!
酢味噌は苦手ですが、煮たものが好きです。こちらも母に煮てもらうという...もう少しやらないとと思いつつ...。

>kmyさん

kmyさん、貝殻の話に興味を持ってくださって嬉しいです!というのは、先日英会話教室で最近の出来事を話した時に「浜辺で貝殻を拾った」と言ったら乙女チックwwwと笑われたからです。いい大人は貝殻など拾わないものなのだろうか、と真剣に考えていたところでした。

kmyさんはきっとたくさんの山の幸を目にされているでしょうね。
今の私の環境では、自然に目にすることはまずありませんから羨ましいです。
山ウド、私は酢味噌和えが大好きだったことを、今kmyさんのコメントを見て思い出し、栽培されたウドでも良いから買って食べようと思います。
ワラビは煮物も好きでしたが、味噌汁も大好きでした。
買ってまで食べることは無いので、今はもう幻の味となってしまいました。


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