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2018-12

価値ある物 - 2017.11.22 Wed

今日は妹と実家に行ってきました。家財道具がほぼ母が住んでいた頃のままになっている実家を片付けるのにいくらかかるのか業者さんにきてもらためです。
既に二か所に見積もりを頼んであり、今回は三回目でした。
最初に依頼したのは今回お世話になった仲介業者さんの紹介の所で、家具のリサイクルなどはせず、冷蔵庫の食料品を含め一切をゴミとして処分するということで、39万円余りの見積もりが出ました。
二か所目は、家の中にある物封筒に至るまで一つ一つ中身を確認し、売れる物はフリーマーケットで売るなどできる限りリサイクルしてくれるところで58万円余り。
今日お願いしたところは市の委託業者ですが、最初と同様リサイクル無しで食料品などの処分はなしで23万円余り。
今日見積りをしてくれた所にお願いすることに決めました。
これで作業日が具体的に決まり、最後の選別作業の必要が出てきました。今までにだいたい欲しい物はうちに持ってきていましたが、今日はうちにないサイズの土鍋と圧力鍋、ボウルやバットなど台所用品を主に選別しました。

妹が和室の天袋を真剣に探しているので何を探しているのか尋ねたら「掛け軸。我が家で唯一価値があるかもしれない物」との答えが返ってきて、その瞬間、脳裏に浮かんだ絵がありました。
「童女が描かれた絵?」
「違う、河童の絵」
「おかっぱの女の子じゃなかったっけ?」
おかっぱの女の子か本当のカッパかわかりませんが、その絵にまつわる話を照合すると概ね妹と私の記憶は一致していました。
昔母のことを好きだったという名もない画家が描いたという水墨画でした。
母は名もない画家とは結婚を考えておらず、お見合いで出会った私達の父と結婚を決めたのですが、そのお祝いか何かでくれたようです(うろ覚え)
そのカッパだかおかっぱの童女だかが、母に似ていたのです。
その話を母から聞いた時、だいぶ大人になってから聞いた話だったので、その絵に母への思いを感じました。
妹の話では、その画家は後にある程度名が知れるようになったとのこと。だから実家にあるものの中で一番高く売れそうで一番価値があるもの、と言ったようです。
「その画家とお母さんが結婚していたらなあ」と妹はうっとり夢見るような口調で言いましたが、私は即座に言いました。「私達、生まれてないよ!」と(笑)

一生懸命探しましたが、今日のところは見つかりませんでした。
私達はその画家の名前を知らないし、本当に名が知れるようになったのかもわからないのですが、何十年も前、母に贈られた絵に込められた思いには価値がありそうで、このままゴミと一緒に捨てられてしまうにはなんとも惜しいと思いました。
作業日まであと3週間ほど。もう少し探してみようと思います。

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