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2018-12

読書会議事録(1) - 2018.01.21 Sun

1/8のお誕生日会に併せて開催した読書会の議事録です。

1章
1章でヴォルデモートがスネイプに「自分の右手の席を示した」とあるが、キリスト教的観点で右手側が上位なことからして本当にヴォルデモートの右腕として信頼されていると考えられます。そんなスネイプをニワトコの杖の真の所有者だという考えに至った時は悲しみも後悔もなく殺した(32章)とあります。そこで、ヴォルデモートに認められつつ殺されないラインはどこだと思いますか?
・原作の殺される直前までのスネイプの行動がまさに認められつつ殺されないライン。ヴォルデモートは一貫して自分一人が生き残れば良いという考えがある。スネイプはチェスで言うと, クイーンの駒に匹敵。スネイプ殺害は良い手段ではなかったが、ハリーとニワトコの杖の処理についてギリギリのタイミングだったため、スネイプを殺害する必要があった。悲しみや後悔はなかったとしても、残念ではあったと思われる。ニワトコの杖の処理が無ければスネイプは生き残れていた可能性が高い。
・殺されないライン、ヴォルデモートの独裁政権下では、政権の安定具合により、仲間に対する信用度が上がったり下がったりするはず。政権が安定している場合は全員を信用でき、政権が不安定になった場合は全員を疑い始めるのではないか。
・ハリーを殺すために必要であれば殺す。感情的、衝動的な部分もあるのではないか。
・「何しろお前は賢い男だ」というヴォルデモートのセリフから、信頼は得ていたと思われる。評価されていたにも関わるず、殺害の理由として、①直前呪文により、杖の忠誠心について気がついてしまったこと。②デスイーターが優勢で、スネイプが欠けても問題がなかった。③マルフォイとベラトリックスの失態があり、デスイーターに対して信頼度が下がっていたこと。の3つがあげられる。この3つを解決できていた場合は、スネイプは殺されなかったのではないかと思われる。
・6巻7巻を通して、スネイプは「役割を上手に演じる」人だと推測できる。ダンブルドアが死んだ時点でヴォルデートのための役割(ダンブルドアをスパイすること)は終わっていたため、殺されたのではないだろうか。
・ベラトリックスも, 認められつつ殺されないラインにいる。スネイプとの違いは、ヴォルデモートに対する心酔・尊敬ではないか。これがあれば殺されなかったか、殺されたにしても後悔くらいはあったのではないかと思う。
・ヴォルデモートは自分は愛された経験がないと考えていたため、忠誠心、心酔、尊敬、愛情を向ける人ならば殺さなかったのではないか。


9章
ダンブルドアの死後、ムーディが騎士団本部に残したスネイプへの仕掛けの意図が気になります。
「セブルス・スネイプか?」というムーディの囁きが聞こえて、舌がもつれて喋れなくなる。
→恐ろしい姿のダンブルドアの亡霊が現れ訪問者を指差し、「殺す」というワードに反応して消える。
心理攻撃のような狙いもあるのでしょうか?また、スネイプはこの仕掛けにどんな反応をすると思いますか?(効果的だったでしょうか?)
●ムーディが騎士団本部に仕掛けたスネイプ除けの呪詛について。
 こんな子供だましのような呪いに、スネイプ先生が引っかかるとでも思っていたのでしょうか。「舌縛り」は場所を喋ろうとした場合には効き目があるかもしれませんが、他の人と一緒に「姿現し」してきたらそれで場所を教えたことになってしまうので、これはほとんど意味の無い呪いであると言えます。ムーディがこれらの呪詛を仕掛けた真の狙いが何かあるのか、あるとすればどんな狙いだったのか、皆さんの意見をお聞きしたいです。
(似た内容だったのでまとめて)
・デスイーターの意表をつく、一時的に呪文を唱えられないようにするためだと思われる。ダンブルドアの姿を表すことで、多少の驚きを作る。驚くと人間は反応が遅れるため、騎士団による先制攻撃が可能になるのではないか。ヴォルデモートでさえアバダケダブラを声に出して言っているところをみると強力な呪文の無言呪文は難しいと思われるし、致命的な呪文を第一弾で防げるのではないか。
・対スネイプではなく, 対デスイーターではないか、侵入者に錯乱をかけ、侵入者があったことを騎士団に伝える仕掛けであったのではないかと考えている。
・侵入者が入らないようにする目的で設置した訳ではなく、騎士団が中にいた場合、敵に一瞬の隙をつくり、防御するための仕掛けだったのではないか。
・ムーディーは賢い人であり、敵の検知や攻撃が可能な仕掛けをすることもできたはずだったにも関わらず、威嚇だけに終わった。攻撃するわけでなく威嚇にとどめたあたりに、改心・後悔してほしいという思いがあったのではないか スネイプの良心をゆさぶることを狙っていたのでないか。
・動揺すると期待したムーディの考えもいいなと思う。

「それじゃ、セブルスの来る気配はないのかい?」というルーピンのセリフについて。敵対関係にあるのに、以前のようにスネイプ先生をファーストネームで呼んでくれているのが嬉しいです。スネイプ先生を信じたいという気持ちから出た言葉だったら良いなと思います。皆さんは、この時のルーピンのスネイプ先生への感情、想いはどのようなものだったと思いますか?
・ルーピンは自分が「先生だ」という強い意識がある。スネイプ先生、セブルスと呼ぶことにより、仲がよかった時代や同僚であった時期の自分を守るため、自分の気持ちをしっかり持つためでは?
・シリウスのことを疑ったことがあるので、スネイプが、自分の知らない真実や事情を抱えているのではないかと思ったのでは。
・ジェームズが死に、シリウスが死に、ピーターに裏切られたため、リーマスの最後の砦がセブルスになっていたのではないか。
・ルーピンはダンブルドアを、ダンブルドアはスネイプを信じていたことで信頼が少なからずあったのではないか。また、脱狼薬の恩義がまだあったのではないか。
・ジョージの耳を切り落とされた時には「スネイプがやった」と言っていた。時間が経って何か心境の変化があったのだろうか?
・「それじゃ、セブルスの来る気配はないのかい?」の言い方が「戻ってくる気配はないのかい?」という言い方にも聞こえる。騎士団に戻ってくるのではないかという期待があったのではないだろうか。

15章
ガンプの元素変容の法則の5つの例外には、食べ物の他に何があると思いますか?
・ウィーズリー家の事情を考えるとお金、洋服については変容できないのではないか。
・植物も例外に入るのではないか?種や土がなければ植物もそだたないのでは?
・「元素変容」と言いながら、例外が「食べ物」という言い方をするのは、食べられない有機物なら出せるということ?
・鳥を出している。→栄養として取り込めない(=食べ物じゃない)
・岩石、鉱物を作れてしまったら地球作れてしまうので、作れないのでは。
・本物の命は作れないのでは。
・生命活動に関することは変容できないのではないだろうか。メガネをかけているキャラクターがいることから、視力を調節する呪文や薬がないことがわかる
・そこまでJKRが考えていない可能性がある。
・倫理的問題があるものが変容できないのではないか
・ガンプの法則が古い説である可能性もある。

29章
●アリアナの肖像画の後ろの穴に入った。絵の裏側に、滑らかな石の階段があり、もう何年も前からトンネルがそこにあるように見えた。(29章)
とありますがアバーフォースが在学時代にこの通路を使っていたのでしょうか?また、この通路は必要の部屋に繋がりましたが、普段から必要の部屋に繋がっていたのでしょうか?それならばアルバス・ダンブルドアも必要の部屋の存在を知っていたと思いますか?

・ダンブルドアは優等生だから知らなかった。おまるのある必要の部屋に迷い込んだことはあるが、よく知らない様子だった。ここはアバーフォースしかできない支援をするシーンだと思っている。優等生のアルバスができなかった方法を取っている展開だととてもアツい。
・ホグワーツが生きている説で読んでいた。生徒が閉鎖されたホグワーツという空間から「どこかへ行きたい、外の誰かと繋がりたい」と願ったことにより、今回、外につながったのではないだろうか。
・学生時代ではなく, 今回の戦争中(7巻の間)に食べ物を欲したためにできたのではないか。
・城という特性から、緊急避難通路の一つとして存在しており、今回ネビルが願ったためにアバーフォースのところにつながったのでは。
・学生時代、アバーフォースがアリアナの世話をしていた時に使っていた通路ではないだろうか。何年も前からトンネルがそこにあるように見えるというのはそこに繋がるのかなと。
・必要の部屋は見る人によって中身が違う。アバーフォースも通路を使っていたかもしれないが、それは彼しか知らないことでダンブルドアも必要の部屋は知っていたかもしれないが違うものが見え、アバーフォースがどんなことに使っていたかは知らないのでは。
・ダンブルドアが必要な部屋を知っていたら、スネイプに知らせ、スネイプがネビルたちを間接的に支援することができるのではないか(食料などを横流しするよう願うことによって)。ダンブルドアは生徒たちが必要の部屋を逃げ込む可能性を予期していなかったのではないか?
・アリアナの世話をすると言っても、ゴドリックの谷は遠すぎるのではないか。距離と時間の描写を見るとトンネルの長さは実際の距離のよう。そこから姿現し、煙突飛行?

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