topimage

2018-07

読書会議事録(2) - 2018.01.23 Tue

読書会議事録の続きです。

32章
●スネイプ先生は、ヴォルデモートがナギニに殺害を命じる前に、それ(殺されるであろうこと)を悟っていたとおもいますか?また、悟っていたとしたらその時何を考えていたとおもいますか?
問補足)殺害を命じる前とは、ナギニがヴォルデモートの側で守られ浮いているところを見た時のことを指す。

・悟っていたと思う。ハリーに伝えることだけを考えていたと思う。
・スネイプが杖を構えた瞬間が殺されることを悟った瞬間だと思う。
・いつか殺されることはわかっていたが「あ、今か!」という感じではあったと思う。その時はこの場から離れることを一番に考えていたと思う。
・やられる前までナギニをちらちら見ている。ナギニをどう倒そうか考えていたのではないか。
・ナギニに気を取られていたので(ナギニが守られていることに気づいたので)任務を優先して自分の身の危険を感じ取るのが遅れたのではないか。
・少々話がずれるが, なぜ死の呪文ではなくナギニに殺させたのか?いわゆる切腹と斬首の違い?(名誉の有無)
→ニワトコの杖は持っているが所有権がないので, 死の呪文がきかないと思ったため, 確実に殺せるナギニにさせたのでは?
→ナギニにはただ殺させただけで、チャリティ・バーベッジのように餌にしなかったので、ある程度の情があるとみられる。

●32章終盤「Look at me」にて 『・スネイプは「あの戦いの中で」死ぬつもりだったのか』
これは毎回スネイプ先生好きの間でも議論が割れるテーマで、私もまだ明白な答えまでたどり着けていない事柄なので、是非読書会で伺ってみたいと思いました。
問補足)4巻以降はいつ死んでもおかしくない状況であること本人自覚しており、本人も任務を抜けたいという場面がある。また、リリーの死直後は、自分げ死ねば良かったと言っている。 ハリーに記憶を託すまでは、命より大切な任務を遂行するために、自分の気持ちとは裏腹に自分の生存を優先していた。全て対象あっての言動だが、それを取り払った時、スネイプの本音はどこにあったと思うか。また、生き残った場合、戦争後はどのように過ごしただろうか聞かせて欲しい。

・命を落とす覚悟だった。
・どちらの陣営の情報も知りすぎてしまっていた。同世代はほぼ死んでいる、死んだ後の未来を子どもたちに託す。自分の情報を抱えて死ぬつもりだったと思う。
・戦後の自分の生死にまで考えをめぐらす余裕はなかったのでは?結果的には死んでしまったが, 生き残ったとしてもまだスネイプ自身にできる役割があると考えていたのでは。
・生きるイメージ死ぬイメージ、両方持っていたのでは。たとえ死ぬとしても、リリーの息子を守れればいいと思っていた。
・ハリーと同じく「誰か何か自分以外のために」に意味を求める人だと思う。この戦いで死ねなかった時、生きる意味を見いだせない。生きていけるのか?
・万が一、生き残ってしまった場合、スネイプは周囲とどう接していいかわからないと思う。誰も知らない場所、国外などでひっそり暮らすのではないだろうか。
・「君が今死んでも意味がない」という言葉がスネイプの中に突き刺さっている、生き残っても死に場所を探してしまうのではないか。
・ホグワーツ決戦が終わった際、スネイプが生き残っていたら、ハリー同様英雄としてもてはやされていたと思う。スネイプの性格上、それには耐えられず、失踪し、自殺してしまうのではないか。生き延びる未来が全く想像できない。
・決戦後、少なからず思い入れがあった教え子たち含め、多くが死んでしまったことに精神的に耐えられず、自殺してしまいそう。
・ハリーがスネイプより先に死んでしまった場合、スネイプが実は味方であったこと世間に知られず、平和な世界が訪れたとしても、ヴォルデモートの陣営として人から認識される。その罪を受け入れ、世間に裁かれるつもりだったのではないか。
・日常の教職とスパイ活動との間で葛藤があった。リリー死亡直後は死にたがっていたが、日常を過ごす中で少しずつ変化し、人間的成長があったのでは?
・リリーへの愛のために生きているけれど、最終的にたった一人の愛リリーが信じた正義のためにたつことができる人なので、スリザリンだったり大切にしているものがあるので、トムやハリー同様ホグワーツを家としているので、もし意味を持つとしたらホグワーツを守るよい教師として活躍できるのではないか
・リリー以外にも、ホグワーツを愛していた。ダンブルドアがスネイプにホグワーツを守ってくれるかという問いかけに重みを感じながら頷いている(stiff nod)。スネイプは死ぬつもりもなかったし、ホグワーツの教師として生き続けたかったと思う。

33章
●「リリーの息子をダンブルドアが守るのを手伝う」つもりでハリーを守り続けてきたスネイプ先生。ハリーが死ぬべき時に死ぬ運命にあると知りショックを受けますが、結局、ハリーが死ぬのを手伝いました。この選択をしたのは誰(何)のためだと思いますか?
・スリザリンだったからではないか。自分の心を殺し大儀のためにハリーが死ねるよう誘導できてしまうのがスネイプのスリザリンたる所以。使命に巻かれてしまう。リリーの息子を守るという使命から、世界のためにハリーを殺すという使命にすりかわっている。これがシリウスであれば必ず断る。もしスネイプがグリフィンドールだったらハリーを殺すことはできなかったかもしれない。
・何のためにという能動的ではなく、すべての元凶であるヴォルデモートを倒したいという気持ちが勝ったのではないか。ハリーを死なせることは本意ではないが、厄災を晴らすため、消極的選択。
・リリーを殺された恨み。できれば自分で敵を取りたいが, 自分にはその力がないのでダンブルドアに協力することで間接的にヴォルデモートを倒すことに尽力した。
・ハリーが死ぬことによって、リリーの仇を討てるのであれば、それでよかったのではないか。
・個(リリーの息子)を助けるか、全体(ヴォルデモートの支配がない世界)を助けるかの選択を迫られていたというシーンだと思う。リリーだけ、リリーの息子だけを助けて欲しいと懇願した時のスネイプから成長し、全体を助けことを選択するようになったのではないか。
・↑リリー的な価値観に還っていったように感じる。
・ハリーの選択を尊重したのではないか?ハリーが自分が死ななければならないことが分かった際に、「自分は死にたくない」と拒否すること、死ぬことを厭わず勇敢に立ち向かうこと、二つの選択肢をスネイプはハリーに委ねたのではないかと思う。本心はそうでなかったにせよ、自分に言い聞かせていたのではないかと。
・全員を助けるために動いたのかもしれないし、スネイプは利己主義的な人間でもあるので、リリーを殺された恨みもあるのかもしれない。
・これが「リリーが死なねばならぬ」ならスネイプは拒否をしたと思う。「ハリーが死なねばならぬ」ということに、頭の片隅で「ジェームズ・ポッターの息子だし、仕方ないか」という考えがあったのかもしれない。

●「いや、いや。きみがわしを殺さねばならぬ」とダンブルドアに言われた後、長い沈黙が流れた。とありますが、沈黙の間にスネイプ先生はどんな気持ちもしくはどのようなことを考えていたと思いますか。
・初見の際、「また汚れ仕事を押し付けられたな」と思ったのではないかと思った。本当にダンブルドアはスネイプにやりにくいこと、人に頼みにくいことを振るなと思う。そこに対して、それでも遂行してくれるというダンブルドアからの信頼と、それでも完遂するスネイプの忠義をこの沈黙に感じた。
・ダンブルドアと過ごした時間を思い返している、彼に個人的な思い入れがあるので衝撃を受けている、「今すぐやってほしいですか」というブラックジョークが出てくるまでに間があったので、精神的に追い詰められているのではないか。
・スネイプ先生はダンブルドアに死んでほしくないという気持ちがあった。ゴーントの指輪の際の言動から、死んでほしくないという気持ちが読み取れる。「じぶんを殺してほしい」と言われた瞬間はその言葉を理解できなかったのではないだろうか。そのために言葉がで出てこなかったのでは?
・この沈黙の時間に感情をコントロールしているのかなと思った。


まだ続きます。

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://futahiro.blog18.fc2.com/tb.php/4505-4e0ef4ca
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

戻りました! «  | BLOG TOP |  » 読書会議事録(1)

プロフィール

二尋

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

.

過去ログ

ブログ内検索

RSSフィード

本サイト

黒髪・鉤鼻・土気色

最近のトラックバック

用語・略語

OT=作業療法(士)(Occupational Therapy/Therapist    オキュペイショナル・セラピィ/セラピストと発音)

PT=理学療法(士)(Physical Therapy/Therapist)

ST=言語聴覚療法(士)(Speech Therapy/Therapist)